イギリスの子供手当 Child Benefitの基本情報とポイント

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この記事は2024年4月に情報をアップデートしました。

こんにちは、Chiyo(ChiyoM_London)です。

イギリスで子供を育てている人向けの手当 Child Benefit

一見シンプルなのですが

  • 滞在ステータス、年収によって受け取れるかどうかが決まる
  • イギリスの公的年金(State Pension)に影響する

など意外と移民である日本人には複雑で分かりにくいシステムになっています。

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そこでこの記事ではイギリスで子育てをしている日本人目線でChild Benefitの基本情報と抑えておきたいポイントをまとめました。

Child Benefitとは

Child Benefitとは子供を育てている家庭への手当

2024年6月現在 週£25.6 (第一子)、週£16.95 (第二子以降)がもらえます。

(子供の人数に制限はありません)

手当を受け取れる期間は*基本的に子供が産まれてから16歳の誕生日を迎えるまで

*認められた教育やトレーニングを受けている場合は20歳まで

Child Benefitを申請していると就労していなくても子供が12歳になるまで自動的にNational Insurance creditsがもらえてイギリスの公的年金(State Pension)の受給年数に加算してくれます。

Child Benefitの受給資格とは

Child Benefitはイギリス国民であればイギリスで子供を育てている(一緒に住んでいる、もしくは養育費を払っているなど)という条件を満たせば受給できます。

親がイギリス国民ではない場合、イギリスの滞在ステータスが下記の状態であることが条件になります。

  • indefinite leave to remain (永住権)
  • settled status from the EU Settlement Scheme
就労ビザ、学生ビザ、YMSではChild Benefitを受け取ることができません。

申請方法

Child Benefitは出生届を出した後ならいつでも申請可能ですが遡って支払いをしてくれるのが三ヶ月までなので出生届を提出から3ヶ月以内の申請がおすすめです。

申請書類や送り先などは下記のリンクで最新情報をご確認ください。

Gov UK_Claim Child Benefit

申請できるのは夫婦間(パートナー間)でどちらか一人だけ。

もし夫婦、カップルのどちらかが育児中で働いていなくてMaternity Payもない(もしくは少額)の場合は働いていない人がChild Benefitを申請したほうがNational Insurance creditsに加算されるのでメリットがあります。

ちなみにNational Insurance creditsを夫婦間、パートナー間で譲渡することも可能なのですが別途申請が必要になるので基本的にはNational Insurance Creditがほしい側が申請したほうが手続きはシンプルになりそうです。

Money Helper Child Benefit and the State Pension

£60,000 以上の収入がある場合

Child Benefitは申請した人、もしくはそのパートナーのAdjusted net incomeが£60,000を超える場合にHigh Income Child Benefit Chargeがかかります。

Adjusted Net Incomeは簡単に説明すると全ての収入からDonationやPension Contributionなどを引いた金額のこと、詳細はGov UKの下記のページを見てみてください。

Gov Uk adjusted net income

High Income Child Benefit Chargeはどれくらいかかる?

Adjusted net incomeが£60,000を超えてChild Benefitを受け取った場合は収入が£60,000から£200多くなるごとにChild Benefitの1%の金額をTax Chargeとして支払う必要があります。

例えば収入が£70,000ならChild Benefitの50%の金額がChargeされ、£80,000以上になるとChild Benefitでもらう金額とChargeが同額になるため実質手当がゼロになります。

ちなみに収入がどれだけ高くてももらうChild Benefitの金額以上に請求されることはないのでご安心を。

£60,000以上の収入がある場合どうする?

では収入が£60,000以上ある場合の対応ですが、効果的なのはPension Contributionを増やしてAdjusted net incomeを下げること。

個々の経済状況にもよるのでPension Contributionの増額が必ずしもいいとは限らないのですが合法的にAdjusted net incomeを下げることができるので一度検討してみる価値はありそうです。

年度末にTax Chargeを支払うのが面倒だったり、£60,000以上の収入があってChild Benefitが実質ゼロの人はChild Benefitの申請の中で支払いをOpt Outする手続きを取るのも一つの手です。

Child Benefitを申請しておけば支払いをOpt Outしてもイギリスの国民年金の受給年数に加算してくれるNational Insurance Creditはもらえるので特にNational Insuranceを払っていないパートナーがいて自分自身は収入が£80,000を超えるという場合はメリットがありそうです。

Opt out of Child Benefit payments

イギリスの子供手当 Child Benefitの基本情報とポイントまとめ

日本国籍の場合、永住権やEU Settlement Schemeで滞在していないと申請できなかったり、£60,000以上の収入で手当が減額になったりとあんまり使えないよね、、という印象になりがちなChild Benefit。

もらえる金額は月々約£110とそこまで多くないように感じるのですが、、年間では約£1,331、16年間で約£21,296と結構大きいんですよね。

そして夫婦、パートナーのどちらかが働いていない場合に年金の受給年数に加算できるNational Insurance Creditがもらえたり該当する人には大きなメリットがある手当でもあります。

また子供が16歳までもらえる手当なので出産時は永住権がなかったとしても、後々申請可能になるケースもあると思うのでこの記事がChild Benefitの仕組みを知るきっかけになれば嬉しいです。

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