こんにちは、Chiyo(ChiyoM_London)です。
この企画ではあまり表にでることのない他の人のお金の考え方を共有することでブログを読んでいただいている方と一緒に学びを深めていけたらいいなと思っています。
主に海外に住んでいるさまざまな属性、年代の方に匿名で幅広いお金に関する質問をしていきます。
今回はイギリス在住で会社員として働く40代の方にお話をお伺いしました。
お話を聞いてみると社会人になってもお金を貯めたいと思ったことが一度もなくその時に好きなもの、欲しいものに全力投球でお金を使っていたというある意味気持ちのいいお金の使い方をされていて、そしてそのお金の使い方を見直すきっかけになったのが意外にもイギリスでの恵まれた駐在生活。
今はお金との付き合いも変わって、長期的な視点で見れるようになったとのことですが本当にお金って人ぞれぞれ違う考え方、使い方があるのが面白いですよね。
ぜひ今回も最後まで読んで頂けたら嬉しいです。
目次
人生で最初にお金に触れた出来事
11歳の時のお年玉
小さい頃はもらえること事態が純粋に嬉しい、金額に関わらずコインやお札の枚数で多い、少ないを判断していたけどこの頃からお金そのものの価値を認識しはじめた。
お年玉は両親が管理していたためその金額でどれくらいのものを買えるかは分からなかったが、両親が買ってくれたものからお年玉が多かったか少なかったかを感じ取っていた。
またお年玉の額が親戚との関係(一年に一回しか会わない親戚はお年玉少ない)やその年のイベント(喪中など)によって額が変わるということに気づいたのもこの時期。
お小遣いは中学生に入ってから、貯めることはせずもらったらその時欲しいものを買うスタイル。
お金を管理、運用し始めた時期そのきっかけ
お小遣いは中学生に入ってから。
貯めることはせずもらったらその時欲しいものを買うスタイルが大学生の時も続いていてこれがやりたい、したいということが出来た時や仕送りだと足りないという時だけその場その場でバイトをして稼いで使っていた。
社会人になってからは自分の収入の中で支出をやりくりしていたが、記録はつけておらず通帳を見て足りないと感じることが多く残業をして収支を合わせていたことも。
仕事が楽しいと感じられずこのままずっとここにはいれないという思いから自己投資のために英語や参考書に多くお金を使うことも、社会人になってもお金を貯めたいという気持ちはなかった。
お金に関して考え方が変わった出来事(ブレイクスルー)
駐在員になって数年経った時
仕事自体が変わっていないのに駐在員になったことで急にお金が余るようになり恵まれすぎてる、何かがおかしいなぁと感じるようになった。
駐在員の立場は有り難かったが期間を終えて日本に帰るのではなく現地採用に切り替えてこのままイギリスに残りたいと思うようになり、このままのお金の使い方では生活が成り立たないことを自覚。
ここから現実的にイギリスで生活するにはどうすればいいのかお金のことを真剣に考えるようになった。
同時期にこちらで結婚、家を購入する流れを経て結果的に駐在員時代のお金の使い方(遊びに行く回数や金額)を見直すことになった。
知っておいて良かったことややっておいて良かったこと
投資はプロじゃなくても出来る
仕事で金融に関わったこともあり、金融投資はプロがやるものと思いこんでいたがCASH ISAや個人が出来る投資信託があることを知れたことで個人で出来ることがあることに気づいた。
過去になんとなく使ってしまったお金をもっとうまく使ったり、投資をすることはできたと思うけど、人生に必要だったと思うのであまり大きな後悔はない。
他の年代に聞いてみたい質問
イギリスに来る2004年までは日本は先進国だと思っていたがイギリスに来て日本がどんどん貧しくなっていると感じているし、日本円ももっと安くなりそうと感じるので日本在住の若い世代がどう感じているか聞きたいしその状況で海外に出ることも選択肢だよとアドバイスしたい。
イギリスに住んでいる人にはもっとパーソナルファイナンスに関する実践の部分でオープンに情報共有が出来たらいいなと思う。
あなたにとってお金とは?
Security
昔はその時の経験やお金を使うことに重きを置いていたけど結婚したことでお金を長期的な視点で見ることが出来るようになって将来の備えと自分のやりたいことを実現するためのお金のバランスが取れてきた。
お金があれば全てのことが叶うわけではないけど、それすらなければ何も出来ない時がある。
特に年齢を重ねることでお金があれば豊かさの選択肢(家を買い替えたり、健康への投資など)を増やすことができることに気づいた。
これからお金をどんなことに使ってどんな人生を送りたいか
人生を豊かにするための新しい家への引っ越し、一年に一回のホリデー。
切り詰めてなんとか生きるような生活や可能性を狭めるようなことはしたくない。
自由を愛している。
賃貸 持ち家 持っているならなぜ?
持ち家
実家はマンション暮らしだったので、イギリスに住む経験として庭のある一軒家に住んでみたいという願望がある。(インタビュー時はフラットに住まれていましたが現在は願望を実現して念願の一軒家を購入されていました!)