こんにちは、Chiyo(ChiyoM_London)です。
近年、株式市場が好調なことからイギリスでも投資をはじめたいと考える人が増えています。
そこで今まで投資をしたことがない人向けにイギリスでファンド(投資信託)やETFに投資する時に抑えておくべきポイントをまとめました。
今回はプラットフォームの手数料について。(出来ればシリーズ化して更新予定です。)
以前イギリスの証券会社の手数料を調べてみた という記事で証券会社の手数料については触れているのですが今回は実際に投資信託とETFを買った場合にどれくらいイギリスで手数料がかかるのかという観点で詳しく話をします。
イギリスで長期投資するのにかかる2つの費用
イギリスでファンドやETFに投資をする時に払う2つの費用。
① プラットフォーム(証券会社)の利用料
② ファンドやETFを保有するための手数料
イギリスで長期投資をする場合は特にプラットフォーム(証券会社)の利用料が要めちゃくちゃ重要です。
なぜならイギリスは投資金額に関わらず固定の手数料がかかる証券会社が多いから。
こういうところで100ポンドの少額積立をしてしまうと結果的に約4%から9%の手数料を払うはめになりとても割高になってしまうのです。
インデックスファンドの平均リターンは5%から10%なのでもし上記のような手数料を払っていたら、、勝ちにくいですよね。
イギリス プラットフォームの手数料の比較
ここからは実際にイギリスのプラットフォームのInteractive Investor、AJBell、Vanguard、Freetradeの4社の手数料の違いを比較していきます。

月々の投資が£1,000に増えると固定のプラットフォームの手数料が投資金額の2%くらいに下がってきますがまだパーセンテージで計算するプラットフォームのほうが断然安いです。
目安としては年間の投資が£60,000以上になるとパーセンテージでかかる手数料より固定の手数料を支払って使うプラットフォームのほうが割安になっていきます。
イギリスでインデックス投資!バンガードのプラットフォームではじめよう
今なら無料で1株もらえる!イギリスの株購入アプリFreetradeについて解説します
ちなみに表だけ比較すると手数料無料のFreetrade一択じゃないの?という声が聞こえてきそうですがプラットフォームは高いなりの良さ、安いなりの理由があります。(イギリスのサービス全般に言えることですが)
例えばAJ BellやInteractive Investorは購入できる株式やファンドや口座の種類が多く、商品説明や投資をはじめる上で必要な情報が豊富に用意されています。
一方でVanguardはVanguardのファンド、ETFしか購入できなかったりFreetradeは積立投資のオプションがなく、指値注文、ISAは有料プランになります。アプリで見れる投資先の情報もかなり限られていますね。

その中で積立金額、投資スタイルを考慮して自分にあったプラットフォームを見つけるのがイギリスでの長期投資の第一歩になります。
個別相談では積立の希望金額や状況に合わせて相談者の方に合うプラットフォームを一緒に探すことが可能です、ご希望の方は相談ページからお気軽にお問い合わせください。
そして最近新しくインスタグラムのアカウントを開設しました。
今後はブログと平行してイギリスのパーソナルファイナンスをこまめに発信していきたいと思いますので応援、フォローお願いします。