こんにちは、Chiyo(ChiyoM_London)です。
突然ですが2020年、ついにスマートウォッチデビューしました。
数年前からいろんなメーカーが新しいウォッチを出す度に「気になる!買いたい!でも買う価値ある?」という問いを自分に繰り返していたのですが、デザイナーの方が運営されているParaphでMi band4のレビューがのっていて「あっ、欲しいやつ。。」となりました。
ちょうど欲しいタイミングでMi band5のグローバル版が発売されたので先行予約を利用して7月に購入、この記事を書いている時点で3ヶ月間利用しています。
2021年10月現在最新版はMiband 6、少し値段は上がりますがSpO2測定や画面も大きく綺麗になっているので今から買う人はこちらがおすすめです。
Mi band4欲しいなぁと思ってるうちに5が出たので買っちゃった。Xiaomiは2014年のmi 4以来で久しぶり。あの頃はまだ国際版がなかったのでわざわざ中国版を香港に取り寄せて使ってたのが懐かしい。 https://t.co/afA5tAv9h7
— Chiyo.M (@ChiyoM_London) July 16, 2020
最近日本でも日本語対応のMi band5が買えるようになったそうで、購入している人のツイートがちらほら。
#スマートバンド でびゅー!4500円で買えるとは。
座りっぱなしを注意してくれたり、睡眠が測れたり。ヨガモードがあるのもうれしい。
一番気に入ったのは、待受画面をパンダにできたことだけど🐼🌈https://t.co/GFo6AtM414— ちかこ🐧グラレコ会社員 (@chikakon55) November 3, 2020
そこで今回はMi band5の使用感ってぶっちゃけどうなのというところを掘り下げてまとめて行きたいと思います。
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Mi bandを作っている会社 Xiaomi
Mi bandの製造元は中国メーカーのXiaomi、2010年に創業、2014年に携帯販売台数6,000万を達成したことから名前が国際的に知られるようになりました。
現在はスマホの他にもスマートデバイスというカテゴリーで炊飯器や空気清浄機も売っているちょっと面白い会社。
その中でもウェアラブルデバイスではAppleに次いで2位のマーケットシェアを持っていて特に昨年発売されたMi band 4は8日間で100万個を売り上げたことで話題になりました。
個人的には香港在住中の2014年にスマホ Mi4とイヤホンを買って、少し荒削りではあるものの革新的で機能性の高い商品に心が踊った記憶が残っています。
Mi band 5で何が出来る?
Mi band 5のスペックについてはMiband 4 との比較含め既に情報発信されている方が多いのでここではグローバル版のプロモーションビデオとXiaomi Japanのリンクだけ軽く載せておきます。
SOLD OUT! 😮
The Mi Band 5 has arrived in the UK, and our first batch sold out in 26 minutes!
More will be available and in stock very shortly, please keep your eyes on https://t.co/upuEOncq8b for more details.
On your marks… 🏃♀️ 🏊♀️ 🏋️♂️ 🩰 🥊 pic.twitter.com/SrRzrr2gZH
— Xiaomi UK (@XiaomiUK) July 16, 2020
ここからは3ヶ月使ってみて気に入っているポイント、残念なポイントについて語ります。
Mi band 5のここが好き
充電は1週間から10日に一回でOK
Mi bandは公式の発表によると通常モードで2週間持ちます。
私は心拍数やストレスの計測を常にオンにしているので8日から10日の間隔で充電することが多いですが、とにかく毎日充電しなくていいというのはスマートウォッチの便利さに大きく影響します。
なぜならスマートウォッチは携帯と違って充電中は全く使えなくなるから。
毎日充電が必要となるとまず小旅行や出張に充電器が必ず必要になるし、着け外しの回数が増えることでなくしてしまったり、充電が面倒になるリスクも。
その点Mi bandは基本的にはつけっぱなしでOKなので身に着けていることが自然になり気がついたら計測データが溜まるという好循環。
フル充電までの時間は2時間程度なのでお風呂に入るタイミングで充電して寝る前につけています。(防水なのでお風呂でも使えるのですが、まぁ計測いらないので外してます。)

充電方法もMi band5からぐっと改善されてマグネット式に、バンドを着けたままで充電できるようになりました。
優しい振動の通知が手放せなくなるほど心地よい
睡眠管理や運動の計測以外に気に入っているのが振動での通知。
Mi bandは指定したアプリと連携してメッセージや電話をバンドの振動で通知してくれる機能があり、電話のみ通知が来るように設定しているのですがこの機能が一押し。
以前は買い物してる時に両手がふさがっていてよく夫からの電話を逃してたのですがMi bandをつけてからは解決。
この機能は海外でありがちなここで電話出しっぱなしにしたら盗まれそう、、とか子供見てて手はあいてないけど電話は取りたいという人にめちゃくちゃ需要があると思います。
あと、スマートウォッチの振動のアラームを体感したことがない人には伝わりづらいかもしれないのですが音のアラームよりもバンドの振動ってすごく自然に起きれるんですよね、朝の目覚めが最高でこれだけでもMibandおすすめできるほど。
(隣で寝てる人を自分のアラームで起こさないという気遣いも。)
他にも座りすぎ防止の振動のアラートは常に通知をオン。
座りすぎが起こす健康への被害は既に多くの論文が出ているので、意識的にこまめに立ち上がる時間をつくるようにしてます。
睡眠アプリが本格的、レムも測れるようになった
Mi band4からの大きい変化は睡眠アプリがより詳しく計測出来るようになったこと。
バンドを着けて眠るだけで自動的に計測をはじめてくれて、深い睡眠、浅い睡眠、レム 、起きていた時間を翌朝レポートしてくれます。
もともとよく眠れるタイプで睡眠に対して問題は特になかったのですが、今まで8時間しっかり寝ていると思ったら実際の睡眠は7時間ちょっとだけだったり、疲れてる時は深い眠りが足りなかったんだなと少なからず発見がありました。
特にMi band 5から計測できるようになったレム睡眠は、記憶の定着や体の休息に重要な要素なので今回のアップデートは嬉しかったです。
ちなみにMi bandを使い始めて起こった良い変化はだらだら二度寝が減ったこと。携帯を触らなくても睡眠計測とアラームが使えるので結果的にベットで携帯をあまり見なくなったのが良かったのだと思います。
意外と運動のモチベーションになったPAI
実際使ってみるまではあんまりいらないかなっと思っていたPAI機能。
テニスをしている時によくPAI100達成しましたとお知らせが来るのですが、それが嬉しくてもう少し身体を動かそうという気分になります。
心拍数が鍵になるPAIと歩数計の2つのゴールを達成するようにすると比較的バランスの取れた運動メニューになると思います。
Mibandのここが残念
ここからは正直な残念ポイント。
画面のデザインがあまりかっこよくない
スマートウォッチ自体は小さく気に入っているのですが、画面はやっぱりApple Watchとかと比べると見劣りするかも。

ただスクリーンデザインはそれなりにあるので表示したいデータをカスタマイズして表示することは可能。
運動モードの時計表示が小さすぎる
Mibandで思ったより運動モードを使っていないのがこの理由。
運動しながら時間も確認したいけど、ぱっと見た時に時計が見えないほど小さい表示が残念なのです。

GPSがついてないので、位置情報を記録する時はスタートする時にMi Fitというアプリを携帯で立ち上げてBluetooth連携しないといけないのも頻繁に運動を計測する人には不便に感じるかもしれません。
ちなみに位置情報を入れて自転車に乗った時の記録はこんな感じ、高低差や心拍数、地図も出てかなり詳細で正確な情報が計測できていました。
私が考えるスマートウォッチを使う意味
個人のヘルスデータの可能性
スマートウォッチの必要性を考える時にそもそも日々の生活を計測する意味があるのかという議論がありますが、私が思うにスマートウォッチが健康管理や運動へのモチベーションになるのであればその情報が仮に意味をなさなくても価値があると感じます。
例えば睡眠を計測したデータ自体になんの意味がなかったとしても、そのデータによって布団に入る時間を早めようとか眠りに入るのに時間がかかっているから眠る前にストレッチしようとか何か生活を見直すきっかけになるのなら大きな意味があったと言えますよね。
また今は健康な人でも将来不調を感じた時にこのようなデータが役に立つ時があるかもしれません、今後数年から数十年で個人のヘルスデータが出来ることはもっと多くなっていくと感じています。
スマートウォッチは携帯依存を減らすアイテム
Mi bandを使うまで、正直スマートウォッチを使うともっと携帯やソーシャルメディアに依存してしまうんじゃないかという印象がありました。(通知をバンドで受け取ることでもっと依存する)
気づいたのはスマートウォッチは携帯依存を下げるアイテムにもなりうるということ。
私達の多くは目覚まし、お財布、本、音楽全てを携帯に頼っていて使う度に予定していなかったことを調べたり、だらだらチャットしたり気がつけばずっと携帯を触っています。
これはスマホがインプットとアウトプットに優れているから。
スマートウォッチは通知などのアウトプットに特化していて、健康情報のインプットは気が付かないレベルで自動的に行っているだけ。
アウトプット(通知、アラーム)から予定していなかった不要なインプット(SNSチェック)に繋がることがほぼないのでスマートウォッチに依存して時間がなくなるということが起こりません。
更に以前携帯で受け取っていた通知をバンドで受け取ることで結果的に携帯に触れる時間を減らす効果もあると思います。
スマートウォッチにどれだけ払う?
次にスマートウォッチにどれだけのお金を出すかという話。
携帯の依存を減らすという意味ではお財布機能(Apple Pay)が使えるアップルウオッチの魅力もありますが、スマートウォッチはまだ進化途中で今後1-2年で買い換えることを想定して予算を決めるのがいいかなと思います。(携帯よりはサイクル短め)
新しいデータや機能が来年また出ることも考えると暫くは手頃なスマートウォッチを使いながら自分に合った使い方を試していく予定です。
ちなみにMi bandはiphoneのヘルスアプリと連携できるので将来的にアップルウォッチに変えてもMi bandのデータはアプリ内に残りますよ。
スマートウォッチデビュー、Mi band5の魅力を語りますのまとめ
長くなってしまいましたが結論としてはMi band 5は私のようなスマートウォッチデビューしたい人に価格的にもとってもおすすめです。
(スポーツの計測を目的としている人は他のGPS付きのウォッチがよいかな。)
この記事がスマートウォッチ選びで迷ってる人の参考になれば幸いです。
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