イギリスでリノベ_改装計画を立てる

こんにちは、Chiyo(ChiyoM_London)です。

 

2019年11月にロンドンで購入した2LDK (イギリスでは2Bedroom flatと呼ぶ)のフラットを改装しています。

 

この記事ではフラットの改装計画と実際にかかったお金についてまとめました。

 

ちなみに改装といっても規模に応じて建築家が入ったり、全体の工事を監督してくれる会社を入れる場合などさまざまです。

 

今回の私たちの改装は間取りを変えない比較的小規模な改装だったため、自分たちでデザイン、製品調達、ビルダーさん、エンジニアの手配を行いました。

 

そのためこの記事は一軒家をまるごとリノベするような大きなプロジェクトよりもキッチンやバスルームを新しくするような部分的な改装を考えている人に役に立つ情報かもしれません。

 

その辺を踏まえて読んでいただけたら幸いです。

 

フラットを改装することに決めた背景

オファーを出した時は売主が最低限の改装をするという話だったので、自分たちでやる予定はなかったのですが、なんと売主が改装を全くせずに売ろうとしていたことが最終ビューイングで発覚。

購入自体をやめることも考えましたが、最終的に値段を再交渉して、バスルーム、床を自分たちで改装する方向で計画をはじめました。

 

改装のプラン

フラットの鍵を受け取った時点で考えていた最初のプランはこちら。

まだ具体的な見積もりを入手していない段階なのでかなりざっくりでした。

 

で、実際にやった改装はこちら。

電気やガスなど基礎工事も含め多くの項目を追加しています。

ちなみにオレンジで表記した項目は改装の半ばで追加した工事。

レセプションルームのフレンチドアのようにやりたいことが実現できた例もあれば、ボイラーが壊れていて急遽追加せざるおえなくなったものでまでいろいろあります。

 

フラットを購入してから改装が本格的に始まるまでの1、2か月は予算の範囲内でやりたい改装をどう実現するか毎日Excelを見ながらにらめっこする日々でした。

 

改装は少しのコスト削減なら材料を安くすることで調整できるのですが、作業費は変わらないのでもし予算が大きく足りないとなると、作業項目自体を減らす必要がでてきます。

 

私たちの場合もビルダーさんからもらった見積もりで予算に収まらないことが分かり、床を自分たちで貼ることを決めました。

 

それでも改装後半に発覚したボイラーの買い替えで2000ポンドの出費があったり結果的には予備費として組んでいた10%は使い切ってしまったのでこれからイギリスで改装する人は間取りを変えない小規模のリノベでも予算に対して10%の予備費を少なくとも確保しておくことをおすすめします。

 

特にイギリスは物が届かない、ビルダーさんが見つからない、作業が進まないことは日常茶飯事なので思わぬ出費はよく起こります。

 

私たちは改装が本格的に始まる前はまだ予算や日々のお金をチェックする余裕があったのですが、後半は仕事とDIY、製品発注で心身ともに疲れ切って金銭感覚が麻痺していたのでもし十分な予備費がなければ予算が工事途中に足りなくなる可能性も十分ありました。

 

Leaseholdのフラットの改装で気をつけること

私たちのようなleaseholdのフラットを改装する場合いくつか注意点があるので書いておきます。

 

Leaseholdの物件の場合、Lease契約で禁止されている箇所を改装することはできません。

 

また改装が可能な工事でもPermissionが必要と書いてあれば工事開始前にFreeholderに許可を得る必要があります。

 

こういった手続きを始めるためにはLeaseholdの物件を所有している証明が必要になるのですが、その証明になるのがLand Registryの登録です。

この登録が完了するのが購入日から大体一か月くらいかかります。

 

そのため、Leaseholdのフラット改装は許可を取って工事を開始するまで1、2か月余計にかかるので(Freeholder次第なのでもっとかかるケースもあります。)改装中に家を別で借りる予定の人は作業ができない時間も考慮して改装計画を立てることをおすすめします。

 

改装費用の予算の立て方

改装費用の予算組みですが、製品にかかるコストと同じ金額を作業費として見積もるとだいたいの改装費用が見えてきます。

 

例えばキッチン設備そのものに8,000ポンドかかるとしたら作業費を含めてキッチンの改装にかかる総額はだいたい16,000ポンドになるという計算方法です。

 

製品によって高いもの安いものあるので必ずしも正確な金額になるわけではないのですが、改装したいけどどれくらいかかるの?という最初の目安を知るにはとても有効です。

 

設備の金額はGoogleでHow much is the average Kitchen/Bathroom/Flooring in the UK? と検索すると大体の金額は分かりますが、実際の費用とかけ離れている数字も多く改装をすることを決めたらなるべく早めに見積もりを取ることをおすすめします。

 

私たちは床材、タイル、バスルームの設備についてはフラット購入前に店舗に行ったり、オンラインで調べてある程度の目安の金額は頭にいれておきました。

 

だいたいの予算が揃ったら、その費用に10%をかけた予備費、改装中に家を借りる費用を足せば全体の費用が出てくるので実現可能かどうか早い段階で判断できます。

ちなみに改装のためのキッチンやバスルームの設備の購入はほとんどの会社が1年から3年ほど無利子で分割払いできるプランを用意しています。

 

分割払いは安く感じてしまうマジックがあるので普通の買い物では全くおすすめできないのですが、改装は予期せぬ出費が起こるものなのでキャッシュフローの観点では計画した範囲で支払いを遅らせられるオプションがある(無利子の場合のみ!)なら積極的に利用してもいいと思います。

 

改装にかかったお金

参考までに実際に改装にかかったお金を書いておきます。

金額は設備とビルダーさん、エンジニアの費用を全て含んだ総額です。

ざっくりとしたリノベの総額は30,000ポンドでした。

 

キッチンとバスルームは計画していた範囲に収まったのですが思ったより電気、ガスの工事が必要になったことや部屋の改装項目を増やしたことで総額が上がる結果に。

 

この金額を安いと感じるか高いと感じるかは人それぞれだと思うのですが、フラット購入のデポジットで貯金をがっつり削られたあとだったので私たちにとってはかなり負担の大きい金額でした。

 

ただ床をDIYする決断をしたおかげで、材料費の2,000ポンドで全部屋のフローリングを張り替えできて改装項目を追加できたので、予算内で自分たちが出来る最大限の改装をやることは出来たかなと思っています。

改装にかかる期間

1月頭から撤去をはじめて上記のすべての工事を2月末までに終わらせて3月にペンキを塗って中旬に入居というスケジュールを計画していたのですが、キッチンのワークトップの測り間違えがあり、キッチンが出来上がったのは引っ越した後の3月下旬でした。

ざっくりと全て順調にいった場合の改装の目安はバスルーム 2-3週間、キッチン4-5週間くらいと聞いていたので余裕を持って3月中旬に引っ越しを設定したものの、キッチンが使えず最初の1週間はコロナでスーパーマーケットが混乱する中ひたすらレディーミールを買い、電子レンジで温める生活。

ちなみにレセプションルームのフレンチドアとチムニーのタイルはロックダウンが始まってしまったので今もなお作業を再開できていません。

 

改装を経験した友達と話をすると、作業が完全に終わっていない中で引っ越した人が大半だったのでイギリスの改装が目安通りに終わる可能性は低いということを実感しています。笑

 

イギリスでリノベ_改装計画を立てるのまとめ

改装計画のほとんどは自分たちが出せる予算でどんな改装が出来るのかをひたすら突き詰めるための時間でした。

 

特に購入したばかりのフラットだったので不安な場所を見つけてはこれは、、大幅出費の予感。。と怯えたりしたこともあったのですが改装がほぼ終わった今は、ビルダーさんに教えてもらいながらDIYした楽しい記憶だけが蘇ります。

(喉元過ぎればなんちゃらというやつですね。このまま無事改装を終えたい、、)

 

また時間を見つけてキッチンやバスルームの改装についても記事にできればと思います。

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