イギリス 永住権_申請から許可が下りるまで

こんにちは!Chiyo(ChiyoM_London)です。

2020年3月にイギリスの永住権を取得したのでその流れを簡単にまとめました。

 

*イギリスの永住権と一言でいっても申請のルートによって求められる条件や書類が大きく変わります。この記事の情報は参考程度に留めて頂き常に最新の情報を公式のホームページから確認をお願いします。

 

イギリスの永住権とは

イギリスの永住権はIndefinitely leave to remain (通称ILR)と呼ばれており、この永住権を持つことでビザの申請や更新をすることなく自由にイギリスに滞在し勉強や仕事をすることが可能になります。

 

2年間イギリスを離れてしまうと失効してしまったり、取得後もBRPカードの更新が必要と煩わしいこともありますが、イギリスはビザの費用がかなり高いので永住権を取ることで数年に一回の更新から解放されるのは金銭的にもありがたいです。

(まぁ永住権申請費用もめちゃくちゃ高いんですけどね、、)

 

ちなみにここ数年はビザ申請、更新時にImmigration Health Surchargeを別途払う必要があり、その金額は年々上がっています。

永住権を申請した時の状況

永住権を取得するまでに申請したビザについては下記の記事でまとめています。

イギリス 配偶者ビザ Tier 2 (General)_申請から許可が下りるまで

イギリス 配偶者ビザ Tier 2 (General) 更新_準備編

イギリス 配偶者ビザ Tier 2 (General) 更新_申請編

  • 日本国籍
  • Tier 2 General Visaルートで2017年に永住権取得

  • 日本国籍
  • 2015年にTier 2_General Dependantのビザで渡英、2018年1月に更新済み。2020年2月末にイギリス滞在5年を迎える

永住権の申請ルートはSET(O)でした。

 

永住権はいつから申し込める?

 

2020年3月現在、Tier 2 General Dependantのビザで滞在している場合はイギリスに最初に入国した日(Entry Clearance)から5年が経過すると永住権を申請することが可能です。

 

厳密には永住権の申請は5年経過する日の28日前から可能なので、5年経過する28日前にオンラインで申請、アポイントメントは5年が経過している日程で予約しました。

Indefinite leave to remain:calculating continuous period in UK 

ちなみにイギリスのビザ関係の制度変更や料金改定は4月が多く、値上げになることが多いのでもし時期を選べるなら4月になる前にビザ更新や永住権申請を済ませておくといいかもしれません。

 

オンライン申請の前に準備したこと

 

オンラインで申請する前に準備しておいたのは下記のこと。

Life in the UKは勉強期間もあるので来年永住権申請しようかなーと思ったタイミングで勉強を始めるとちょうどいいです、英語の試験と違い有効期限はありません。

 

English Testはビザ申請のためのIELTS life skill B1というテストがあります。私は有効期限内のIELTS AcademicのCertificateがあったので永住権用に英語のテストは別途受けませんでしたが永住権申請に使える英語のテストはこちらのリンクから確認できます。

approved English language tests

 

渡航歴については結果から言うと私の申請には必要なかったのですが、これから永住権を申請する人はほぼ必要になると思います。

 

時間が経って思い出しながら記録しようとするとかなり大変なので、普段からこまめに記録しておくことをおすすめします。

 

具体的には行った国、イギリスを離れた日、イギリスに戻ってきた日、渡航目的を記録しておけば十分です。

 

永住権申請の流れ

2020年3月現在、永住権申請は全てオンラインで行います。

1 Gov UKのページからオンライン申請

以前はビザ、永住権申請には大量のガイダンスと呼ばれる書類を読む必要があったのですが今はオンラインで質問に答えて、要求された書類を準備する形式になりました。

Find out if you can apply to settle in the UK

オンライン申請は一旦保存もできるので、申請の半年前くらいから入力を始めました。

 

参考までにオンラインで聞かれた質問を書いておきます。

      • 夫の名前、国籍、誕生日
      • 夫のビザの種類
      • パスポートの番号
      • ナショナルインシュランスの番号
      • BRPの番号
      • 住所
      • 上記の住所にいつから住んでいるか国籍、誕生日などの個人情報
      • 2018年1月11日以降に承認されたビザで滞在しているか *この質問にYesと答えると渡航歴を入力する必要がありました
      • これまでに旅行以外で滞在していた国と期間
      • Life in the UKのTest Unique Reference Number

2 永住権の申請費用を支払う

入力が終わったら永住権の申請費用をオンラインで支払い、デビットカード以外にクレジットカードも利用可能でした。

 

今回支払った費用はSuper Priority Serviceの800ポンドも含めて合計3,208.20ポンド、くらっと眩暈がする金額ですね。

 

費用を支払うと必要な書類が書いてあるチェックリストがダウンロード出来ます。基本的にこのリストを基に書類を準備すれば大丈夫なので印刷して目を通しておきましょう。

 

3 Sopra Steriaのウェブサイトでアポイントメントをとる

 

ここからはUK Visaのページを離れてSopra Steriaという外部の会社のウェブサイトでアポイントメントの予約を進めます。

 

Sopra Steriaはイギリスのビザ申請をサポートしているフランスの会社

 

ここでびっくりしたのは追加料金がかからないロンドンのセンターはCroydonのみで4週間先まで予約が埋まっている状況だったこと。

 

追加料金を払えば別のセンターを予約することも可能ですが、既にビザ申請に大金を払っている中でここでの追加の支払いは厳しいですよね、、予約する時は一か月先になることを覚悟して余裕をもってビザ申請を進めることをおすすめします。

 

4 書類をアップロードする

 

アポイントメントを取ったら次は必要書類のアップデートを行います。

 

ここでも追加でお金を払えばアポイントメントの日にスキャンしてくれるサービスがあるのですが、書類の量がそこまで多くなかったので自分でPDFにスキャンをしてアップロードしました。

 

アポイントメント前日までにアップロードしておけば大丈夫です。

 

参考までに必要書類はこちら、思ったよりも少なくて本当に足りているのか永住権が受理されるまで不安でした。

  • パスポート
  • Consent Form (オンラインの申請画面でダウンロードできます。)
  • English Language Test Certificate
  • BPR

 

こちらは必要書類に含まれてはいなかったけど念のためアップロードしておいた書類です。

  • 夫とのJoint Accountの銀行口座 1年分
  • Life in the UKのCertificate

 

アポイント当日の流れ

 

当日はAppointment Confirmationのレターとパスポートを入館の際に求められるので忘れずに持っていきましょう。

CroydonのUKVCASの建物
CroydonのUKVCASの建物

予約時間の30分前に到着しましたが待ち時間もなくすぐに入館できました。

 

アポイントメントではまずBPRの指紋と写真を機械で撮ります。

私は指紋がなかなか取れずかなり時間かかりましたが普通は15分くらいで終わる作業です。


指紋と写真を撮り終わったら、スタッフの方がパスポートのスタンプのあるページを全部スキャンしてくれます。

 

スキャンが終わった後はアップロードした書類の確認、と言っても内容確認というよりはアップロードが適切に行われているかだけチェックしているようでした。

 

スタッフの方の確認が終わったら「この内容でホームオフィスに申請していいですか?」と聞かれるのですが申請者側はアップロードした書類を画面で見ることは出来ないので自信なさげにYesと答えたらAll the best!と言われてあっけなく申請完了しました。

 

ちなみに念のため持っていった提出書類の原本と証明写真は確認されることはありませんでしたが原本については万が一、アップロードがうまくいってない時の保険として持って行くことをおすすめします。

大事な永住権申請ですから抜かりなく準備しましょう。

 

現在のSuper Priority Serviceは翌営業日までに結果を出すサービスのためアポイントメントが終わっても結果は分かりません。

 

どこか安心できないもやもやーっとした気持ちで帰宅したらなんとアポイントメント当日の午後にメールで結果が送られてきました。

 

結果メールの後はアポイントメントから3日後に正式なレターとBPRが送られてきました。(レターとBPRは受け取りにサイン必要。)費用は高かったけど引っ越しを控えていたのでSuper Priority Serviceを使って良かったです。

 

申請中の旅行中について

 

今までのビザ申請と大きく違ったのはパスポートもBPRも原本を保持しながら申請できる点。

 

一見、申請中も旅行に行けるんじゃ、、と思いがちですが申請中にイギリスを離れてしまうと申請を取り下げたと判断されてしまうようなので結果のレターとBPRが届くまでは旅行や出張の予定はいれないようにしましょう。

CAN YOU TRAVEL OUTSIDE THE UK AFTER SUBMITTING A VISA APPLICATION?

 

イギリス 永住権_申請から許可が下りるまでのまとめ

 

イギリスの永住権と聞くと申請が難しそうというイメージがありますが、思ったより必要書類が少なくて(私の申請ルート Tier2 Dependent/SET(O)の場合でしか分からないのですが)受け取るまで本当に受理されるのだろうかと心配になったほどでした。

 

日本人同士で移住すると永住権を受け取るまでにかなりの金額(現在だと1人当たり100万円以上軽くかかる、、)がかかるので金銭面はかなり厳しいものがありますが今後EU離脱に伴いもし労働ビザの発行が今後緩和されることがあればイギリスに移住、永住権を得るという選択も珍しくなくなってくるのかなと思います。

 

2020年3月26日現在コロナウィルスの影響でイギリスは外出禁止要請が出ている関係で一部のUKVCASセンターが閉まってしまっていたり、日本からのビザ申請が停止されているようです。

 

永住権申請のアポイントメントの状況は UKVCAS Site Status で最新状況を確認できます。

 

この記事が将来イギリスで永住権申請を考えている方の参考になれば幸いです。

 

再三にはなりますが永住権含めビザを取り巻く環境は変わりやすいのでこの記事の情報は参考程度に常に最新の情報を公式のホームページから確認をお願いします。

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