*この情報は2019年10月現在のものです。イギリスのビザ、永住権の申請条件は変わりやすいので常に最新の情報を公式のホームページから確認お願いします。
こんにちはChiyo(ChiyoM_London)です。
現在私はTier 2_General Dependantというビザでイギリスに滞在していて来年の春に永住権の取得を予定しています。
永住権の申請書類は保有しているビザによって異なりますが、ほとんどの人が申請時にLife in the UKというテストに合格することを求められます。
この記事ではLife in the UKの準備から本番、合格までをまとめました。
Life in the UK Testとは
Life in the UKとは英国についての一般常識を問われる選択式のテスト。
永住権やイギリス国籍を取得する人は受験を求められるのでイギリスに長く在住する日本人は誰もが一度は経験すると思います。
主な内容は3つ。
- イギリスの歴史
- イギリスの今(人口、宗教、スポーツ、文化など)
- イギリスの法律、政治のシステム
勉強期間とやったこと
Life in the UKを受験すると決めてまずオンラインの問題を試しに解いてみたのですが正解できたのはなんと50%、、合格するための75%には程遠い状況でした。
これはまずいかも、、と思い始めてそこから約一か月、毎日1時間勉強しました。
準備したもの
準備したのはLife in the UKの参考書のみ。
中古もたくさん出てますが受験するテストと参考書のバージョンがあっているか確認しましょう。(2019年10月現在 バージョン3が最新)
勉強の流れ
2年前に受験した夫からオンラインで問題を解いて、間違った部分を参考書で勉強すればOKとアドバイスもらったのでその通りに実行しました。
ちなみにオンラインの問題はこちらを利用。
ネットにはたくさんの模擬問題があるのですが、簡単すぎるもの難しすぎるものいろいろあってどれを利用したらいいのか混乱しました。
最終的に上記のサイトを選んだ理由は直近で受験した多くの人がこのサイトの1番から15番の問題を解ければ合格できるとコメントを残していたのを見たから。
実際このサイトの問題は本番より少し難易度が高めに設定されていて、幅広く出題範囲もカバーしているので試験勉強としてはとてもいい教材だと思います。
番外編としては、勉強のモチベーションを上げるために大英博物館のガイドツアーも参加してみました。
イギリスの歴史に疎すぎてLife in the UK思った以上に手こずってるのでちょっと勉強がてらBritish Museumの無料のガイドツアー参加したら面白くて感激。テキスト読んでEnlightenment、ふーん程度だった知識がだいぶ深まった。 pic.twitter.com/gs7Ul30hse
— Chiyo.M (@ChiyoM_London) September 28, 2019
このテストはそこまで難しいものではないので、既に歴史の知識があったり要領がいい人は1、2週間の勉強でも十分合格できると思います。
テストと聞くと気が重くなるタイプなんですが、勉強したことで理解できた、ちょっと笑えた、意見が言えたという瞬間が普段の生活で何度もあって本当にこのタイミングで勉強できて良かったと思いました。
(本音は今まで知らずに生活してたことが恥ずかしいくらい、、)
このポストは*Suffragettes colourなのよと説明された時にLife in the UKで出てくるやつだーーと繋がった。*女性の選挙権のために活動した団体のこと。 pic.twitter.com/cBC5Rjx9La
— Chiyo.M (@ChiyoM_London) September 22, 2019
LIFE IN THE UKの申し込み方法
Life in the UKは最短3日前に申し込めば受験可能ですが1週間を切ると希望の日時が選べない場合もあるので2週間前の申し込みがおすすめ。
申し込みは下記のリンクからオンラインで行います。
受験費用は50ポンド、身分証明書(パスポートやBRP)と住所証明(運転免許所やバンクステートメント)が必要です。
当日の流れ
到着するとまず身分証明書と住所証明のチェックがあり、持ち物はロッカーに入れるように指示されます。
(申し込み時に指定した身分証明書と住所証明がないと受験できないので絶対忘れないように。)
その後、コンピューターのある部屋に通されて受験。
終わった後は少し待機した後にその場で合否が出て、合格した場合は証明書にサインをして持ち帰ります。(この証明書が永住権申請に必要になるので無くさないようにしましょう。)
テストの制限時間は45分ですが、答えに迷わなければ10-15分で解き終わるので受付から退出まで1時間以内で終わりました。
これからLife in the UKを受ける方の参考になれば幸いです。