イギリスで家を買う_Lifetime ISAについて

こんにちは! Chiyo(ChiyoM_London)です。

 

これまでイギリス政府のマイホーム購入に対するスキーム Help to Buyを紹介してきました。

 

これまでのHelp to Buyの記事はこちら

HELP TO BUY Equity Loans

HELP TO BUY Shared Ownership

 

今回はHelp to BuyのLifetime ISAについて解説します。

 

 

Equity LoanとShared Ownershipについては少しネガティブなコメントを入れてしまいましたが、Lifetime ISAについては家を将来買うかも・・と少しでも思っているイギリス在住の方には今すぐはじめることをおすすめします。

 

Lifetime ISAについての詳しい説明は以前にも取り上げているので制度を知らないよーという方はまずこちらの記事から読んでみてください。

 関連記事   Help to Buy ISA と Lifetime ISA 貯蓄として活用するならどっち?

 

Help to Buy ISAは2019年11月末に終了

Lifetime ISAの話に入る前に、、

 

Help to Buy ISAは2019年11月29日で新規受付を終了することが決定しました。

 

(新規受付は11月末で終了しますが2030年12月1日まで不動産購入のボーナスに利用することは可能。)

 

不動産購入に使うならLifetime ISAのほうがお得なのですが下記の条件に当てはまる人は新規受付が終了する前にHelp to Buyの口座開設をおすすめします。

 

  • 40歳以上 (Lifetime ISAに加入できない)
  • 1年以内に不動産購入予定 (Lifetime ISAは1年立たないとボーナスがもらえない)
  • イギリスで不動産購入するか決めかねていて、資金の流動性を保ちたい

 

ちなみによく聞かれるのがLifetime ISAとHelp to Buy ISAって同じ年度に開設できないよね?という質問。

 

答えはこのふたつのISAは同じ年度に開設、入金することが可能です。

 

Lifetime ISAはCASH ISAの一部ではなく独立したISAなので同じ年度にHelp to Buy ISAの口座を開設、入金していたとしても引き続きLifetime ISAの口座開設や入金に制限はかかりません。

 

不動産購入時に25%のボーナスがもらえる

Lifetime ISAのメリットはなんといっても不動産購入時(もしくは60歳以降)に25%のボーナスがもらえること。

 

 

 

例えば4000ポンドを毎年3年間入金して4年目に不動産を購入した場合、3000ポンドのボーナス+12,000ポンドを不動産購入時に利用できます。

 

18歳から40歳の誕生日を迎えるまで加入できて50歳まで積み立て可能。

 

年間の入金は4000ポンドが限度なので仮に18歳から50歳まで毎年最大限度額を積み立てた場合、なんとボーナス金額は33,000ポンド、、早めに積立を開始した分だけボーナスは大きくなる仕組みです。

 

Lifetime ISAを不動産購入に使う

 

Lifetime ISAを利用する上で忘れてはいけないのが不動産購入に使うまで最低1年間Lifetime ISAの口座を開けておく必要があること。

 

最低の入金額はプラットフォームによって変わりますが、1ポンドから開設可能なところもあるのでもし少しでも興味があれば少ない金額でまず口座を開けておくといいですよ。

 

ちなみに夫婦、パートナーの名義で不動産を購入する場合、二人のLifetime ISAを利用することが出来るのも大きなポイントです。

 

ボーナス金額が2倍になるので仮に2年しか貯められなくても軽くソリシター費用はボーナスでまかなえます。

 

Exchange ContractとCompletionの違い

不動産を購入する上で大きな支払いが必要になるのがExchange ContractCompletion

 

Exchange Contractとは不動産購入の契約書にサインすること、この時に不動産価格の10%をデポジットとして支払うのが一般的です。

 

CompletionとはExchange Contractを終えて家の権利が売り手から買い手に移り、鍵をもらう日のこと。この時に住宅ローンの頭金を払います。

 

Help to Buy ISAはCompletionで払う住宅ローンの頭金にしか使えなかったのですが、Lifetime ISAではExchange Contractのデポジットに利用出来るようになりました。

 

実際に利用する際はソリシターにLifetime ISAをExchange Contractで使用する旨を事前に伝えておきましょう。

 

Lifetime ISAは不動産購入に使うならあまり特筆するデメリットはないのですが、もし不動産に利用せず、60歳以前に引き出すことになるとペナルティが発生します。

 

ペナルティについてはHelp to Buy ISA と Lifetime ISA 貯蓄として活用するならどっち?で書いているのでこちらも合わせて読んでみてください。

 

Lifetime ISAどこで口座開設する?

Lifetime ISAがいまいちメジャーにならない理由、それはスキームが出来て2年も経つのになかなか大手銀行が取り扱わないから。

 

(Help to Buy ISAはどの銀行でも開設できるのに、不思議すぎる。。)

 

Lifetime ISAはCASH ISAとSTOCKS & SHARES ISAがあります。

 

STOCKS & SHARES ISAは多くの証券会社で取り扱いがあり簡単に見つかるのでここではLifetime CASH ISAを取り扱っている金融機関を紹介します。

 

Skipton Building Society

Lifetime ISAのCASH ISA口座をいち早く受け付けた金融機関で、私も口座を持っています。

 

残念な点は利率が1%とあまりぱっとしないこと。

ただFinancial Services Compensation Schemeで守られている機関なので安心して預けられますし、とりあえず開いておこうという人には良い選択かなと思います。

(利用してみての感想は可もなく不可もなくという感じ。)

 

Moneybox

最近Lifetime ISAの取り扱いをはじめたフィンテックの会社。

 

利率は1.4%とSkiptonよりも高くFinancial Services Compensation Schemeにも加入しています。

 

Moneyboxは名前は聞いたことがあるくらいで確か、買い物のお釣りを投資にまわせるアプリだよねっと思っていたらいつの間にかLifetime CASH ISAの取り扱いが始まってました。

Moneyboxを使えばすべての口座をアプリで管理できるし、将来的にSTOCKS & SHARES ISAの口座も簡単に開設できるので、Skiptonから今後乗り換えてみるのもありかなーと注目しています。

 

ちなみに口座開設した後に金融機関を変えたり、STOCKS & SHARES ISAに後で変更するのはとっても簡単なので迷ったらまず少ない金額で口座をあけておくといいですよ。

 

Lifetime ISAのまとめ

大手銀行の取り扱いがなかったり、制度が少し複雑なのでまだあまり浸透していないISAなのですが、政府のHelp to Buyスキームの中では抜群にリターンが大きくリスクが低いのがLifetime ISAです。

 

今後イギリスで不動産を買いたいと思っている人は利用しないともったいないのでぜひこの記事が参考になれば嬉しいです。

 

 

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