こんにちは!Chiyo(ChiyoM_London)です。
以前イギリスで小切手を銀行口座に入金する方法を紹介したのですが今回ついに自分で小切手を発行する機会があったのでこの記事で発行の仕方と具体的な書き方をまとめてみました。
イギリスの自動車免許の切り替えで必要になるかも
イギリスでは昔は小切手を盛んに使っていたこともあるそうですが2018年現在、もうらことはあっても自ら発行する機会はほぼありません。
そんな時代錯誤とも言える小切手をイギリスに住む日本人が発行することがあるとすれば日本の自動車免許をイギリスのものに変更するとき。
郵便局でPostal Orderを発行する方法もあるのですが手数料もかかるので将来自動車免許を切り替えるかも・・と思う人は口座がある銀行でPassbookを発行しておくとスムーズに手続きができますよ。
ちなみに日本の自動車免許からイギリスの運転免許証への切り替え方法は日本大使館のページに日本語で詳しく書いてあるので最新情報をチェックしてくださいね。
(ちなみに私は7月の終わり頃に申請してイギリスの免許は2週間、日本の免許は4ヶ月くらいで返還されました。)
小切手の書き方
ほとんど使う機会がないのでいざ発行するとなるとどうやって書いたらいいのか迷いますよね。
この記事では真似するだけでさくっと書けるようにシンプルにポイントを押さえて解説します。
まずこちらが実際に私が発行した小切手です。(ピンクで伏せている部分は口座情報です。)
まずはじめにPAYの段に受取人(小切手の発行者にとって支払い先)の名前を入れます。
金額は二つ書く場所があって左の二段目にアルファベット(ここではForty three pounds)右側の枠に数字で書きます。
数字を書くときの注意点は小数点以下を43.00や43-00と表記すること。
常識なのに私はうっかり忘れてしまったので気をつけてください。。
(一応小数点の表記がない上記の小切手でも問題なく発行できましたが、念のため小数点はしっかり表記しておいたほうが良さそうです。)
次に日付とサインなのですが大事な個所なのでチェックポイントとして数字(①と②)を入れました。
①日付は小切手を書いた日を記入する
小切手の日付は受け取った人が換金できる日と関連していてここに未来の日付を書いていると受け取りを拒否されることがあります。
例えば小切手を受け取った日が8月1日で小切手に書いてある日付が8月15日になっている場合その小切手はpost dated chequeと呼ばれて8月15日以前に銀行に持っていっても換金を断られることがあるんです。
実際には期日前に換金に応じてくれる銀行もあるそうですが、トラブルを防ぐために小切手を書いた日を記入するのが無難です。
②銀行に登録しているサインをする
支払先、金額、日付を書いてつい忘れがちなのがサインを入れること。
それも銀行に登録済みのサインではないと有効にならないので忘れずにサインしましょう。
全て記入が終わったらPassbookから切り取って完了です。
A/C Payee (only) の意味
ところで小切手に書かれているA/C Payeeの意味を知っていますか?
これは小切手に記入された受取人以外はその金額を受け取ることが出来ないという意味です。
例えば上のDVLA宛ての小切手を私の友達に渡しても換金することはできません。
小切手に既に印字されていることがほとんどですがもし記載がなければ小切手の左上にA/C Payeeと書いて上下に線を引くことで同じ意味になります。
イギリス 小切手の書き方を分かりやすく解説します!のまとめ
解説しますというほど難しくはないのですが、普段全く使う機会がないので書き方を忘れてしまう人も多いと思います。
小切手ってどう書くんだっけと思ったらこのページを使ってもらえたら嬉しいです。