こんにちはChiyo(ChiyoM_London)です。
この記事ではユーザー視点で最近イギリスで流行ってるフィンテック系のアプリを紹介します。
今回紹介するのはポイントカードをひとまとめにできるアプリ Stocard(ストカード)
実は既に日本にも進出済のアプリなのですが使っている人いますか?
(もし日本で使ってるよ!という人がいたらぜひ使い勝手教えてください。)
イギリスはプラスチックレスの動きが加速中
日本でも報道されている通りイギリス政府はプラスチックストローの販売禁止に向けて動き出していて多くの飲食店が短い期間で紙ストローに切り替えたり、企業内でもプラスチックを減らすための運動が始まっています。
Plastic straw and cotton bud ban proposed
その流れはフィンテックにも及んでいて最近利用者が増えているのはカードをまとめる系のアプリ。
最近では大手銀行のHSBCもConnected Moneyという様々な銀行のカードをまとめられるアプリを公式にリリースして話題になりました。
そんな中Stocardはプラスチックのポイントカード(英語ではloyalty Card)を持ち歩きたくない人の支持を集めて利用者が増えています。
ちなみにこれがイギリスの一般的なポイントカード。
写真だと少し分かりづらいですがキーチェーンにつけられるような小さなカードになっています。
鍵につけられるので日本のようにポイントカードで財布がパンパンになってしまうことはあまりないのですが数が増えてくると重たくなってくるし、逆に通常のカードのみ支給されるお店のポイントカードはいつも忘れてしまうんですよね。
Stocardとは
Stocardはドイツ発のスタートアップで現在世界中で2000万人が利用しています。
現在日本を含む40カ国以上で利用されていて特に成功している地域はオーストラリア、既に200万人超のアクティブユーザーがいるそう。
Stocardの使い方
Stocardはポイントカードの番号からバーコードを作成するシンプルなアプリ。
公式アプリではないのでお店によっては断られることもあるそうですが、今のところイギリスで普通に使えています。
ポイントカードの登録はとても簡単。
アプリをダウンロードしたらアカウントを登録しなくてもすぐに持っているポイントカードをスキャンして使い始められます。




他にもApple Walletへ追加できたり、お店のプロモーション情報がアプリ上に表示されたりという機能もあるのですが今のところポイントカードをまとめる目的だけで使っています。
Stocard_ポイントカードをひとまとめにできるアプリのまとめ
現在は発行されたカードをスキャンしてアプリに登録する流れですが将来的にはカードを申し込む時点でプラスチックのカードを発行するか、Stocardなどのアプリで利用するか選択できるようになったらいいなと思ってます。
そうなったら本当の意味でプラスチックレスですよね。
そんな日が来たらいいなと願いつつ積極的にStocardアプリを使っています。
もし興味があれば是非アプリをダウンロードして使ってみてください。