こんにちは!Chiyo(ChiyoM_London)です。
ロンドンの国際空港で一番有名なのはヒースロー(heathrow)空港ですが、実はロンドンには6つも国際空港があるんです。
空港の選択肢がありすぎてスカイスキャナーを使いながらどこの空港がいいのか迷った経験がある人も多いはず。
この記事ではロンドンにある6つの国際空港の特徴と場所からおすすめの選び方を紹介します。
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ロンドンの空港選びのポイント
ロンドンにある6つの空港は地図で見るとよく分かるようにバランスよく東西南北に散らばっています。(やや東が多め)
都心からの距離はヒースロー、ロンドンシティが近いのでタクシーを使う人はこの二つの空港が値段も手ごろで便利です。
その理由は土地勘がなくてもチケットの買い方や料金が分かりやすくバスや地下鉄、電車に比べて確実に市内に早く出れるから。
①ヒースロー(HEATHROW) 空港
エリア: 北西
Express Train: ヒースローエクスプレス (市内まで15分)
日本からの直行便は全てヒースロー着なので利用する機会も多い空港。
ヒースローエクスプレスを使えばなんと15分でパディントン(Paddington) 駅に到着できます。
(1人分の片道チケットの値段は通常22ポンドから25ポンドと高め)
ホテルをロンドンの西側に取っている場合は特に便利ですね。
もし交通費をとにかく節約したい場合は地下鉄のピカデリー(Piccadilly)ラインの利用がおすすめ。
1時間強かかりますが、片道6ポンドで市内まで出れます。
とても便利な空港に見えるヒースローなのですが住んでいる私は実はなるべく避けています。
その理由は入国審査(UK Border)にものすごく時間がかかるから。
たくさんの国際線が乗り入れているので、アジア便やアメリカ便と到着が重なった時は呼んでいたタクシー会社から心配されるほど列が長くて途方に暮れることも。
入国審査だけで1時間以上かかることもよくあるので到着日の予定(レストランの予約など)は余裕を持って設定しておきましょう。
ちなみに市内までのタクシーは50ポンドから70ポンド。
道の混雑状況にもよりますが1時間から1時間半程度で市内に出れますし、人数が3人以上の場合はタクシーを選択したほうが割安な場合も。
ちなみにUberもロンドンで使えますよ!
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②ガトウィック(GATWICK)空港
エリア: 南
Express Train: ガトウィックエクスプレス (市内まで30分)
ヒースロー空港の次に大きい空港が南にあるガトウィック空港です。
最近は韓国や中東からの乗り入れも多く日本からの経由便で利用する機会もあるかもしれません。
空港から市内に出る方法は二つ。
- ガトウィックエクスプレスでビクトリア(Victoria)まで
- 列車(ThameslinkやSouthern)でロンドンブリッジ(London Bridge)まで
どちらも30分程で市内に行けます。
テムズ川より南に宿を取っている場合ガトウィック空港はとても便利です。
ガトウィックエクスプレスの金額は通常片道17.8ポンド。
列車の場合は時間や電車によって金額が変わりますがだいたい片道10ポンド程度です。
ガトウィックエクスプレスや電車のチケットはオンライン購入しておくと割引が適用されることが多いのでおすすめです。
事前に購入していなかったとしても駅の券売機でチケットを購入できますし、オイスターカードやコンタクトレスも使えますよ。
③スタンステッド(STANSTED)空港
エリア: 北
Express Train: スタンステッドエクスプレス (市内まで30分)
スタンステッド空港はロンドンの北に位置していてRyan Airなど格安航空で利用することも多くヨーロッパ便がメインです。
関連記事 [最新版] ライアンエアー追加料金なしで荷物を預ける方法

スタンステッドエクスプレスを使う時の注意点はオイスターカードやコンタクトレスが使えないこと。
オンラインだとグループ割引や早割を受けられることもあるので事前に購入しておきましょう。
通常の片道の値段は17ポンドとガドウィックエクスプレスとほぼ同じ値段です。
ロンドンの北や東に宿を取っている場合はとても便利です。
ロンドン行きの電車はスタンステッドエクスプレスしかないのですが月曜、金曜、土曜限定でリバプールストリートから早朝3時40分に出発する電車が出来ました。
24時間運行のNight Tubeと合わせて利用すればタクシーを利用せずに早朝便を使えるので節約になります。
逆に日曜日や平日に早朝便を利用するとタクシー代が追加でかかり旅行費用が高くなることもあるので注意が必要です。
④ロンドンシティ(LONDON CITY)空港
エリア: 南
Express Train: なし
6つの空港の中で一番ロンドンの中心に近い南にある空港です。
便数はすでに紹介した空港と比べてかなり少ないのですがKLMのアムステルダム便があり経由便で日本に帰国する時によく使っています。
市内へはTUBE(地下鉄)の代わりにDLRという電車が8-15分おきに走っていて30分以内に東のストラットフォード(Stratford)、センターのバンク(Bank)に着きます。

とにかく市内へのアクセスが抜群にいいので出張での利用が多いのも特徴的。
空港はZone.3に位置していて市内に出る交通費もオイスターカードを利用すれば3.3ポンドとお得です。
デメリットはDLRやバスが動いていない深夜、早朝の便はタクシー利用が必須になること。
⑤ルートン(LUTON) 空港
エリア: 北西
Express Train: なし
ロンドンの北西に位置するルートン空港。
Express Trainがなく電車(ThemesLink)に乗るために空港からシャトルバスを利用する必要があったりとちょっと不便なルートン。
北に滞在している場合を除いて旅行者は避けたほうがいいかもしれません。
もし北のセントパンクラス インターナショナル (St.Pancras International)の近くに滞在しているのであれば電車で1時間以内なので利用してみてもいいかも。

電車が不便な場合は、長距離バスが空港を発着しているのでもしルートン空港を利用する場合は検討してみてください。
⑥サウスエンド(SOUTHEND)空港
エリア: 東
Express Train: なし
ロンドンの東に位置するサウスエンド。
6つの空港の中で唯一利用した経験のない空港なのですが利用した人に聞いてみたら規模がロンドンシティのように小さく入国審査をかなり早く抜けることができるそう。
便数は少ないですがもし東や北に滞在していれば便利そうです。
Express Serviceはないのですが電車がストラットフォード(Stratford)とリバプールストリート(Liverpool street)まで通っていて1時間以内で市内に出れます。
デメリットはロンドン市内への長距離バスが走っていないこと。
利用する場合は電車が運行している時間に飛行機が到着するかどうか確認したほうが良さそうです。
ロンドン旅行の前にチェック!6つの国際空港どれが便利?のまとめ
住むまではロンドンにこんなに国際空港があることを知りませんでした。
とりあえずヒースロー空港を選んでおこうという人も多いと思うのですが、紹介したガトウィック空港やスタンステッド空港はExpress Trainもあり観光客にも優しい空港と言えると思います。
ロンドン旅行の参考になれば嬉しいです。
ロンドンの治安についてはイギリス ロンドンは危ないところ?!-私が感じる治安について-にまとめているのでそちらもあわせてどうぞ。
ガトウィックが全部ガドウィックになってますよ!
ご指摘ありがとうございます!修正しました!