ソーシャルレンディングは怪しい?リスクと確認するべきポイントまとめ

こんにちは!Chiyo(ChiyoM_London)です。

 

前回はイギリスのソーシャルレンディングの今を伝えますという記事でイギリスのソーシャルレンディング事情を紹介しました。

 

でも正直「ソーシャルレンディングってよく分からないし、危ないんじゃない?」と感じる人も多いのではないでしょうか。

 

この記事ではソーシャルレンディングを投資として考える際に知っておきたいリスクと確認すべきポイントについてまとめてみました。

 

ソーシャルレンディングのリスクとは

まずはソーシャルレンディングの投資においてどんなリスクがあるのか見ていきます。

 

 

このビジネスモデルで投資をする際に考えられるリスクは二つ。

  • 貸し倒れ(デフォルト)リスク 
  • ソーシャルレンディング会社(P2P)の倒産リスク

 

ソーシャルレンディングのリスクが株式投資や銀行預金と大きく違うのはCounterparty risk (カウンターパーティーリスク)が発生することですね。

 

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ソーシャルレンディングはFCA(Financial Conduct Authority)が規制、承認しているので比較的安心して取引できるといえますが預金保護の対象になるFSCSには加盟していません

 

そのため銀行や証券会社と比べると補償は少なく、元本を大きく失う可能性があることは投資をするうえで知っておきたいリスクです。

 

ではそのリスクを避けるために確認すべきポイントをここから詳しく書いていきます。

 

貸し倒れ(デフォルト)リスク

イギリスの大手RateSetterのデータによると年間の予想貸し倒れ率は3%

RateSetter Data Hub

 

日本のソーシャルレンディングはデフォルトが0件という会社も多い中、この数字は高いと感じますよね。

 

その理由はイギリスのソーシャルレンディングの大半が個人に投資しているためです。

 

イギリスで投資する場合は貸し倒れは避けられないものと考えてソーシャルレンディング会社が貸し倒れに対してどのような補償をするかが必ず投資をする前に確認しましょう。

 

例えばRateSetterは一定の貸し倒れを補償するためにProvision fundsを設定していますが、まだ貸し倒れに対する補償がないソーシャルレンディング会社も多いので注意が必要です。

 

Provision funds(拠出金)とは借り手がローンを返済する時に払う手数料を別に保管しておいて貸し倒れが起きたときの補償に使うものです。(Ratesetterの場合)

 

Provision Fundsはソーシャルレンディング会社に損失を補償する力がどれくらいあるかの目安となる数字

 

投資をしている間はこまめに確認し、もし貸し倒れ率が急激に上がっていたら投資を続けるべきかの早めの判断が必要です。

 

具体的にどの数字を見るべきかのポイントをまとめたので参考にしてみてください。

  • RateSetter Data Hubで現在の予想貸し倒れ率 (Expected lifetime loss rate) を確認する (2018年5月現在 3.66%
  • Interest Coverage Ratio (2018年5月現在 125%)からどれくらいの貸し倒れ率まで利息が守られるか確認する (2018年5月現在 3.66% x 125% =4.57%
  • Capital Coverage Ratio (2018年5月現在 264%)からどれくらいの貸し倒れ率まで元本が守られるか確認する (2018年5月現在 3.66% x 264% =9.66%
  • 実際の貸し倒れ率 (Actual loss rate to date)がInterest Coverage Ratioを超えていないか確認する (2018年5月現在 0.09%)もし超えていなければ利息、元本ともに補償されるという目安になる。

 

ソーシャルレンディング会社(P2P)の倒産リスク

二つ目のリスクはソーシャルレンディング会社自体が倒産してしまった場合。

 

この記事のはじめにも書きましたがイギリスではFCA(Financial Conduct Authority)がソーシャルレンディングの規制をしていて顧客の資産を会社のお金と別に保管することが義務づけられています。

 

そのため会社の倒産によって預けていた金額がゼロになることは考えにくいのですが、返金の手続きはFSCSに加盟している銀行や証券会社と比べると時間がかかることが予想されます。

 

銀行や証券会社はFSCS (Financial Services Compensation Scheme)に加盟しており倒産した場合85,000ポンドを上限に補償されます。日本のペイオフと似たような仕組みです。

 

取引所や仲介する会社の倒産リスクは新しい金融サービスを利用する場合、残念ながらゼロにすることは出来ません。

 

だからこそ倒産した場合に会社がどんな対応を準備しているのかを事前にチェックすることがとても大事です。

 

イギリスでソーシャルレンディングに投資する場合は下記のことを確認しましょう。

  • FCA(Financial Conduct Authority)に承認されている会社であるかどうか
  • 顧客の資産はどのように管理されているか
  • 倒産した時にローン契約はどうなるのか
  • 倒産した時にどのような対応をすると会社が決めているかどうか

 

Ratesetterの場合はFCAの承認を受けていて顧客の資産を会社のお金と別に管理しています。

 

また仮に倒産した場合にもProvision fundsと借り手とのローン契約はそのまま残り、第三者機関によって引き続きビジネスが継続されるように備えているそう。十分な対策が取られている印象です。

What happens if RateSetter ceases trading?

ソーシャルレンディングは怪しい?リスクと確認するべきポイントまとめ

 

ソーシャルレンディングへの投資についてイギリスのソーシャルレンディングを例にリスクをまとめてみました。

 

ソーシャルレンディングを含む新しい金融サービスの注意点は通常の株式投資や銀行預金にはないリスクが発生すること。

 

でもそのリスクを分かった上でソーシャルレンディングの投資を組み入れれば、他の投資とは違った資産クラスとしてアセットアロケーション(分散投資)の効果が見込めると思います。

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