長期投資するなら毎年見直そう!10年間の運用チャート

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こんにちは!Chiyo(ChiyoM_London)です。

 

このブログでは私が読んで面白いと思った海外投資ブロガーの記事をヒントに資産運用を考えていきます。

(すみません、だいぶ前回から空いてしまいました。。)

 

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2018年もすでに1月が終わりそろそろ今年の投資方針、去年の運用を踏まえてリバランスを行いたいところですね。

 

ちなみにリバランスとは資産の再配分をすることです。

 

投資を始める前にアセットアロケーションをシンプルに決めようという記事で書いたように、資産を分散して長期運用する場合どう配分するかがリスクリターンを決める鍵になります。

 

特に2017年は全体的に株価が好調だったこともあり、インデックス投資家を含めて予想以上に利益が出たという人も多いのではないでしょうか。

 

そんな時にやりがちなのが2017年の相場がそのまま2018年も続くはずだと思い込むこと。

 

本来のリスク許容度なら株の部分を減らす必要があるのに利益が出ているからこのまま行っちゃえと投信方針を変えてしまいたくなる気持ちとても分かります。

 

そんな人にぜひ見てほしいチャートを海外投資ブロガーの記事で見つけたので今回シェアしますね。

 

今回紹介するブログ : A Wealth of Common Sense

今回紹介するのはNYの運用会社 Ritholtz Wealth Management LLCでアセットマネージメントを担当しているBEN CARLSONさんのブログ

A Wealth of Common Senseです。

 

以前紹介した個人ブログとは違いプロの視点から書かれていますが、記事自体は短くまとまっていてちょっとした隙間時間に読めるのがいいところ。

 

記事のタイトルも「What To Do When Your Stocks Are Soaring?」(あなたの株が上昇している時にすること)や「10 Things Investors Can Expect in 2018」(2018年に投資家達が予期する10のこと)などついクリックして読みたくなるものばかり。

 

著者のマーケティングセンスを感じますね。

 

毎年見直したい10年間の運用チャート

今回 A Wealth of Common Senseから紹介する記事は

Updating My Favorite Performance Chart For 2017

 

まず記事の中で紹介されているチャートを見てみてください。

courtesy of awealthofcommonsense.com

このチャートは2008年から10年間の各セクターのパフォーマンスを並べて、パフォーマンスが良かった順に上に来るように作られています。

 

まず最初に見た感想はどうですか?

 

毎年セクターのトレンドが違うことは理解していたのですがここまでのランダムさは想像していませんでした。

 

色別でキルトのように表現されているので視覚効果もばっちりです。

 

この表の中でやはり注目すべきは2008年の金融危機時の成績

 

ここ数年はあまりパッとしない債券も2008年は運用を守る重要なセクターになっていますね。

 

 関連記事 債券のかわりに現金でアセットアロケーションするのはアリですか?

 

著者がこのチャートをお気に入りにあげる理由

記事の中ではブログの著者Benさんがこのチャートを好きな理由を6つあげています。

:It reminds me to stay humble.

(謙虚でいることを思い出させてくれるから)

:It reminds me to think and act for the long-term.

(長期的に行動すること、考えることを思い出させてくれるから)

:It reminds me how random markets can be.

(いかに市場がランダムであるかを思い出させてくれるから)

:It reminds me of the importance of diversification.

(多様化したポートフォリオの重要性を思い出させてくれるから)

:It reminds me of the importance of understanding the concept of mean reversion.

(平均回帰の概念を理解することの重要性を思い出させてくれるから)

:It reminds me how vast the investment universe is.

(投資の領域がいかに膨大か思い出させてくれるから。)

 

平均回帰という概念は大きな価格の変動が起こっても長期的には平均的なレベルに回帰していくという考えです。

 

記事の最後にはこのようなコメントがありました。

Creating an asset allocation is the easy part. Being content with the portfolio you choose and avoiding the temptation to constantly tweak it and make changes is the difficult part.

アセットアロケーションを作るのは簡単。

難しいのは頻繁にポートフォリオに変化を加えたくなる誘惑に負けず自分で選んだポートフォリオに満足し続けること。

 

確かに長期投資の一番の難しいところは自分の決めた投資方針に従ってただ続けることなんですよね。

 

ぜひ市場が好調な時こそ見直すべきポイントだと思うのでぜひこのチャートを頭に置いて2018年も資産をコツコツ積み上げましょう!

 

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