天気が変わりやすく雨も多いことで有名なイギリス。
服装選びに困る旅先ナンバーワンと言っても過言ではありません。
冬はいったいどれくらい寒くなりますか?
夏は短いと聞いたけどいつまで?
この記事では気温や天気予報だけでは分かりづらいイギリスの天気を体感の情報をプラスすることで具体的にイメージできるようにまとめています。
ぜひイギリス滞在時の服装選びの参考にしてくださいね。
今回は春(3、4、5月)編です。
3月_冬ごもりは終了!公園に人が集まりはじめる
2020年の記録
最高気温 5度から14度/最低気温 -2度から8度
3月になると寒さのピークは越えて閉じこもりがちだった生活から一転、どこからともなく公園に人が集まってきます。

気温の上昇と共に日が長くなるのも春を感じるポイント。
3月に入ると日の出は7時頃、日の入りは18時近くなので行動できる時間もぐっと長くなるんです。
そして3月末のサマータイム開始後は日の入りがさらに1時間遅くなります。
2021年は3月28日の日曜日
18時過ぎだった日の入りが19時に変わるので仕事が終わった後もまだ外は暗くありません。
ついつい仕事後に用事を作って遊びに行きたくなります。
服装は3月後半からはダウンコートから軽めのコートにチェンジできる日も多くなります。

4月_街中に花が咲いて寒さを忘れる、コートの出番は後半から少なく
2020年の記録
最高気温 8度から23度/最低気温 -3度から10度
4月はまだ日によって寒さが厳しい日もあるのですが、色とりどりのお花のおかげで春をたくさん感じられる楽しい季節です。
まずはピンクのお花(桜だったりアーモンドの木)が4月上旬から咲いてきます。
実はロンドンでは桜の木の下で花見できるんですよ。


リージェントパークのチューリップも4月中旬から楽しめます。
冬は芝生の緑しかなかった公園が一気に華やかに。
そしてイギリスに来たらぜひ見てほしいのがブルーベル。
郊外にはブルーベルの森があり一面に広がる青がとても美しいのですが、ロンドンでも道端やちょっとした敷地に咲いています。

4月末には菜の花畑も満開。

4月は20度を超える日も何日があるので、後半になるにつれてコートからジャケットにシフトできる日が増えてきます。
(ロンドンは20度超えたら夏です!)
この時期に渡英する人はジャケットの下に薄手の長袖、セーターで快適に過ごせます。

5月_夏の一歩手前、天気次第で印象が変わるもジャケットで快適に過ごせる
2020年の記録
最高気温 11度から26度/最低気温 -1度から15度
ロンドンの夏は6月から始まるので5月は夏の予感を感じさせる暖かい日が続きます。
(2020年は4月、5月は晴れの日が続いて気持ちがよかったです。コロナウィルスの影響で家にこもりっぱなしでしたが)
最低気温も4月に比べて上がるので夜の冷え込みも弱くなります。
天気が良ければ公園に座ってゆっくり日が沈むまで語り合うなんて出来るのもこの季節から。

この天気が良ければというのがポイントで雨が降ると5月の天気の印象はかなり変わります。
ちなみに2017年5月の天気が雨ばかりで梅雨のようでした。
ロンドンは特に雨が降りやすい月(雨季)はありません。
5月の天気がよく、6月の天気が微妙な月もあればその反対も。
旅行で来る場合は天気がいいことを祈るのみ、完全に運です。
後半からは野外のイベントも増えるので渡英するのにおすすめの季節ですよ。
服装は昼間は薄手の長袖やセーターで快適に過ごせます。
夜は冷えるので外出する場合はジャケットを忘れずに。
(イギリスは夏も夜はジャケット必須です。)
イギリス ロンドンの天気と服装_春(3、4、5月)のまとめ
春は沢山の花が見頃を迎えること、これからやってくる夏への期待で街中が浮かれはじめる楽しい季節。(明らかにまだ寒いのに半袖で公園で寝そべる人とか)
特に日本や暖かい国から移住すると最初は
「こんな気温でピクニック?まだそこまで暑くないし気が早すぎる」
と冷ややかな気持ちになってしまうのですが、ロンドン暮らしを楽しむポイントはいつでも天気が良ければ迷わず外に出て楽しむこと。これに尽きます。
まだ春だからと思わず外に飛び出せば3月-5月のロンドンはとっても楽しいのでぜひ遊びに来てください。
他の季節はこちらからどうぞ。