イギリスと日本間の海外送金はWise (旧 TransferWise)がおすすめ

こんにちは!Chiyo(ChiyoM_London)です。

 

みなさんは海外送金の際にWise (旧 TransferWise)というサービスを利用したことがありますか?

2021年2月よりTransferwiseはWiseに社名を変更しました。

 

海外送金が劇的に安くなると海外在住者や留学生の間で人気になったのが2017年頃、利用者は毎年増え続け2020年7月現在なんと利用者は800万人、毎月の送金額は6,000億円とメジャーなサービスに成長しました。

 

既に海外在住の方、またこれから移住される方はWiseの口座開設を行うことで移住後の海外送金の費用をぐっと減らすことができます。

まだ知らないという方はぜひこのまま記事を読んで頂けたら幸いです。

初回送金時のWiseの手数料が無料になるお得なキャンペーン現在Wiseは下記のリンクから登録した場合に初回の手数料が無料になる(500ポンド以下の送金のみ)キャンペーンを行っています。

Wise キャンペーンリンク

大きな金額を送金する前にまず手数料無料で少額送金を試したいという人にもおすすめです。

 

*上記のリンクですが500ポンド以上の海外送金を3人以上行うと私に75ポンドの紹介料が入る形になっています。「この記事が役に立った!」「キャンペーンを利用したい」という場合はぜひ活用してください。

 

Wise(旧トランスファーワイズ)とは

Wiseは2011年創業のイギリス発のスタートアップ。

個人間の送金をマッチングすることで少ない手数料、Interbank Rateでの海外送金を可能にしています。

 

2017年現在なんと700人程のスタッフがロンドン、タリン、ニューヨーク、ベルリンを含む世界各地で働いていますがビジネスは創業者二人(Taavet Hinrikus と Kristo Käärmann) の給与の為替問題を解決するために考えたシンプルな方法がはじまり。

ロンドン在住のTaavetは給与はユーロで支払われているためポンドが必要。

Kristoはロンドン在住でポンドで収入を得ているけれど、エストニアの住宅ローンの支払いのためにユーロが欲しいという状況

 

そこで二人が考えたのは国をまたぐことなく海外送金を実現する仕組みでした。

この送金の仕方に発想を得て今のWiseの仕組みが出来上がったのです。

 

銀行を通しての海外送金の本当の手数料とは

手数料が割高といわれる海外送金、主にかかる手数料は下記の3つです。

  • 送金手数料 (送金する銀行でかかる手数料)
  • 為替手数料 (為替レートに数%のっている手数料)
  • 受取銀行手数料 (受け取る銀行でかかる手数料)

特に為替手数料は他の2つの手数料と違って為替レートに隠れているため海外送金に慣れていないと気づかない人も多いと思います。

 

一般的に銀行は2%から7%の為替手数料が目安ですが、仮に5%の手数料が取られていた場合手元に残る金額がどれくらい変わるか計算してみましょう。

 

100万円をポンドに両替 (Interbank Rate 1ポンド=150円と想定)

Interbank Rateの両替   100万円/150 =6,666ポンド

5%の手数料が取られた場合 100万円/(150 x5%) =6,349ポンド

なんと為替手数料だけで300ポンドも手数料で取られてしまいます。

 

これに追加で送金手数料と受取銀行手数料がかかるので銀行を通しての海外送金って本当に高いんですよね。。

 

Wiseの手数料が安くなる仕組みは?

ではWiseを使うとどれくらいの手数料で海外送金を行えるのか見ていきましょう。

2021年3月現在、Wiseの手数料は下記のようになっています。

日本円からポンドの送金

49円の固定の手数料+送金金額の0.6%

10万円分をポンドに送金すると646円の手数料、100万円だと6,013円の手数料になります。

ポンドから日本円の送金

1.75ポンドの固定の手数料+送金金額の0.51%

1,000ポンド分を円に送金すると6.82ポンドの手数料、10,000ポンドだと52.49ポンドの手数料になります。

Wiseの送金はこれ以外の手数料(為替手数料、送金手数料、受取銀行手数料)は全くかかりません。

 

シンプルに送金したい人同士をマッチングして、国をまたがずに送金することで海外送金を安くする仕組みを作り上げています。

 

分かりやすいようにWiseを使って日本にいるAさんから10万円分のポンドをイギリスにいるBさんに送金する仕組みを図にしてみました。

 

10万円分のポンドをイギリスに送金するために、日本にいるAさんはWiseの口座から送金手続きを行うとWiseが瞬時に他のユーザーとマッチングを探して、イギリスのWiseから送金を受け取りたいBさんに入金される仕組みです。

 

Wise(トランスファーワイズ)のリスクは?

この仕組みを聞いた時にはじめに心配だったことが二つありました。

 

  • マッチングが出来ない場合は送金はキャンセルされるの?
  • Wiseが倒産したらお金はどうなるの?

 

まずWiseはイギリスでFCA(Financial Conduct Authority)の承認を受けています。

 

そのため仮に送金をしている最中にWiseが倒産してしまったとしてもユーザーのお金は会社の資金と別に管理されています。しかしイギリスの一般的な銀行が持っているFSCSの預金保護対象ではありません。

 

FSCSの保護ではないことを考えるとWiseに預金をするのはリスクですが送金に関してはほとんどの取引が2営業日以内に完了するため、倒産した場合に被害を被るリスクは低いと思われます。

 

またマッチングについても800万人程度のユーザーが月々6000億円相当の取引をしているためマッチングが出来ないという理由で送金が遅れたことやキャンセルされたことは一度もありません。

 

Wiseは手続きの時点で送金予定日が表示され、手続き中も送金ステータスを追跡出来るので正直銀行間の海外送金よりも透明性が高いです。

 

万が一入金が届かないなどのトラブルが起きた場合はEmailか電話ですぐにサポートを受けることが出来ます。

 

日本から海外に送金する際に必要な手続きは?

Wise経由でお金を受け取る場合は、Wiseのアカウントを開設する必要はないのですが自分の日本の口座から海外に送金したい場合には口座登録が必要です。

2021年3月現在、下記の書類が口座開設に必要です。

  • 日本発行の顔写真付き身分証明書(例:マイナンバーカード、日本の運転免許証、在留カード、住基カード)
  • 手のひらサイズの紙とペン(4桁の認証コード(後述)を書くために必要です)
  • カメラが付いているスマートフォン
  • マイナンバーカードもしくはマイナンバー通知カード

ちなみに海外在住でマイナンバーがない場合でも日本の住所があればマイナンバーの提出をスキップして口座開設が可能です。(2021年6月28日の更新で日本に住所がない人もWiseを通して世界中どこからでも日本円から海外送金できるようになりました、これは海外在住者には朗報ですね!)

 

これから海外に移住される方は事前に日本でWise口座を作っておけば、イギリスに到着、銀行口座を開設したタイミングでイギリスに日本円からポンドに安い手数料で送金出来るので日本滞在中に口座開設をすることをおすすめします。

詳細はWiseのページに詳しく書いてあるのでリンクをご確認ください。

TransferWiseの使い方:ステップバイステップガイド

 

ちなみにイギリスから日本へ送金する場合でイギリスのWiseを登録する場合はID(パスポートやイギリス発行の自動車免許証)とイギリスの住所証明(proof of address)が必要です。

 

初回送金時のWiseの手数料が無料になるお得なキャンペーン

現在Wiseは下記のリンクから登録した場合、初回の手数料が無料になる(500ポンド以下の送金のみ)キャンペーンを行っています。

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大きな金額を送金する前にまず少額で試したいという人にもおすすめなので是非ご利用ください。

*上記のリンクですが200ポンド以上の海外送金を3人以上行うと私に75ポンドの紹介料が入る形になっています。「この記事が役に立った!」「キャンペーンを利用したい」という場合はぜひ活用してください。

 

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