こんにちは!Chiyo(ChiyoM_London)です。
前回の記事で紹介したモバイルバンキングアプリのRevolutとMonzoを早速旅行先でカードの支払いや現金引き出しに使ってみました。
Revolut? Monzo?モバイルバンキングアプリって何?という方は関連記事をまず見てみてくださいね。
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Revolutの口座開設キャンペーン
Revolut ChiyoM London (カード送付時にかかる送料 4.99ポンドが無料)
2021年2月現在 Revolutに確認したところカードのDeliveryチャージ無料キャンペーンが終わってしまったそうです。下記のリンクから申込みは引き続き行えるのですが、現在申し込んで頂いた方が受け取れる特典がないそうで今後変更担った場合はこちらでアップデートさせて頂きます。
Monzoのキャンペーンはひとまず終了
昨年のクリスマスから始まったMonzoのキャンペーンは人気が殺到して、口座開設をする人が急激に増えたため9月5日で一旦キャンペーン終了とのアナウンスがありました。
下記のリンクから登録をすると優先的に口座開設はできるのですが5ポンドのボーナスは時期によってはもらえないかもしれません。(はっきりとした日付がMonzo側から出ていないのでなんとも言えないのですが13日頃で終了との噂も、、)
この記事ではRevolutとMonzoのカードを旅行で利用してみての感想、為替レートはどうだったのかを検証していきます。
Revolutは複数の通貨を持てる
ちなみにMonzoとRevolutの両方を旅行で使っている理由は二つあります。
- 海外ATMの引き出し限度額の無料枠が200ポンドまで
- Revolutのマルチカレンシー口座機能
海外ATMの引き出し限度額については後ほど詳しく書きますが現在Revolut Monzoとも無料でATMから現金を引き出せる金額の上限が月 200ポンドなので両方持ってると400ポンド現金引き出し出来るからという単純な理由です。
*Monzoはイギリスの現金引き出しは無制限
年に12回ほど海外旅行、出張していますがヨーロッパやアメリカでは200ポンド現金を引き出せれば十分なのですが、アジアやあまりカード決済が普及していない国は400ポンドくらいないと足りないなという感覚ですね。
もうひとつはRevolutの複数の通貨を一つの口座(マルチカレンシー)で管理できる機能を有効に使うため
ちょっと複雑なので図を書いてみました。
この機能は事前にアプリ内で両替しておくと、実際現地で支払う際に両替した通貨から直接引き落とせるというもの。
なぜこの機能に惹かれたかというとEU離脱に伴ってポンドの下落が激しかったから。
2015年はユーロに対して1.37のレートだったのが2017年12月現在なんと1.14、17%もポンドが安くなる展開に。
イギリスに住んでいるとヨーロッパ旅行の機会は本当に多く、ユーロを事前に準備できるカードはないかと探したところ見つけたのがRevolutでした。
2019年現在EU離脱の期限が近づいてポンドの値動きも激しいので、旅行中にポンドが下がった時はRevolutのEUR口座、逆にポンドが強くなってきたと感じたらMonzoという感じで支払っています。
もちろん事前に抑えていた通貨が両替後に下がってしまうこともあるし、旅行の少額な支払いにそこまで為替レートを抑える必要があるかといわれると全ての人に必要な機能でないかもしれませんがMonzoとRevolutの違いを活かしてこんな使い方もあるよという参考になれば幸いです。
事前に準備したこと
口座を開いておくこと以外特に事前準備はいりません。
私の場合は到着してすぐに使用したかったのでアプリで入金作業だけ済ませておきました。
Revolutの入金方法
Revolutへの入金はデビットカード、クレジットカード、アップルペイ、銀行送金で可能です。入金してすぐ反映されるので、旅行先で追加入金も簡単。
事前にユーロ口座に入金するにはポンドに入金した後リアルタイムに動くレートを見ながら両替します。こちらも驚くほど簡単に数秒で完了します。
入金が終わると保有している口座の一覧が見れます。
Monzoの入金方法
Monzoは以前はカードの入金が出来たのですが2018年の夏から銀行送金、小切手、現金 (手数料1%)のみに変わりました。
Revolutと違いMonzoはイギリスユーザーのメインバンクになることを目指しているので、この変更は納得ですがサブの口座で使っている人は余裕をもって入金しておきましょう。
ちなみに私はアプリで入金手配を完結したいのでRevolutからMonzoに銀行振り込みで入金することが多いですね。
着金までの時間はRevolutに比べると時間がかかります。(ちなみに2019年2月にオーストリアで使った時はRevolutからの送金がMonzoに着金するのに2,30分かかりました。)
実際に旅行先で使ってみた
今まで下記の国でRevolutとMonzoを使って現金引き出し、カード支払いとも問題なく使えてます。
イギリス フランス ドイツ スペイン オーストリア アメリカ インド ブラジル ドバイ 韓国
Revolut
Revolutで支払った時の確認画面はこんな感じです。
デザインはMonzoのほうがおしゃれですが金額やお店情報などはちゃんと記載されています。
Monzoにない機能としては”Statement”を選ぶとしっかりとした領収書をPDFでダウンロードできるのでビジネスの利用の人には便利な機能かも。
Revolut 海外ATMの引き出し限度額
- 月間200ポンド/200ユーロまで無料で引き出し可能
- 200ポンド/200ユーロ以上は2%の手数料がかかる。
- プレミアムアカウント 月間400ポンド/400ユーロまで
- メタルカードユーザー 月間600ポンド/600ユーロまで
Monzo
Monzoの支払いの確認画面はこんな感じです。
地図とお店のロゴがしっかり表示されるので時間が経って見返したときに、何に使ったかがすぐ分かるのが便利ですね。
便利な機能としては、支払い履歴に直接カテゴリーを指定できるのでMonzoを使いながら自然と家計簿もつけられること。
メインバンクとして利用するユーザーに便利な機能をMonzoは積極的に開発していて最近はレシートのペーパーレス事業をFluxと提携して進めてます。
ちなみにMonzoはレシートのペーパーレスに動いててまだ一部の店舗だけだけど商品情報含んだ電子レシートをアプリで取得できる機能はじめてる。https://t.co/npRMJ8LehI
— Chiyo.M (@ChiyoM_London) 8 March 2019
Monzo 海外ATMの引き出し限度額
-
- 月間200ポンドまで無料で海外引き出し可能 (イギリス内は無制限!)
- 200ポンド以上は3%の手数料がかかる。
海外ATMでRevolutとMonzoを使う時の注意点
ATMで現金を引き出す時の注意点を書いておきます。
- 画面でCreditかChecking もしくは Savingsを選択する時は必ずChecking もしくは Savingsを選ぶ。
- 画面でWith Conversion か Without Conversionか選択する時は必ずWithout Conversionを選ぶ
- 必ず現地通貨ベースの引き出しを選ぶ
RevolutとMonzoの為替レートの違い
RevolutはInterbank Rate、MonzoはMastercard Rateを為替レートに使用していますが滞在中支払いに使われるレートはYahooファイナンスなどで表示されるレートとどちらもほぼ同じでした。
そのため平日にRevolutとMonzoを使っても大きなレートの差はないと思います。
で、週末なのですがRevolutはイギリスのFX市場が空いていない時間は0.5%の手数料がレートにのります。
そのため週末はMonzoの為替レートのほうが良かったこともありました。
参考までに日曜日のMonzoとRevolutの為替レートを比較してみます。
Revolutのレート
Monzoのレート
週末の手数料は旅行で使う分には気にならない程度の為替レートの差ですが、Revolutはタイバーツ (THB)、ウクライナフリヴニャ (UAH)、ロシア ルーブル (UAH) の為替レートに平日は手数料が1%(週末は2%)かかるのでこの国々を旅行する際はMonzoの利用をおすすめします。
為替レートの手数料については下記のRevolutの公式ページを参照ください。
RevolutとMonzoどちらがおすすめ?
RevolutとMonzoどちらもオンラインバンキングなのでどっちを作ったほうがいいですか?と聞かれることがあります。
2年間二つのサービスを利用した経験から話すと、Monzoをメインに使いつつRevolutでTop UP(入金)やマルチカレンシーを利用するのがとっても便利です。
記事の中でも書いたのですが、Top UPするのにRevolutは簡単にデビットカード、クレジットカード、アップルペイから入金出来るのに対してMonzoは銀行振込に限られています。
そのため他の銀行から入金したい場合、毎回オンラインバンキングにログインしてから送金する手間がかかるんですよね。
Revolutを持っていれば、まずはアプリ経由で入金した後、Monzoにサクッと送金できます。
なのでMonzoが好き!という人もRevolutも合わせて利用することで更にMonzoの使い勝手がよくなるかもしれません。
モバイルバンキングアプリRevolutとMonzoを旅行先で使ってみたのまとめ
私は海外出張、旅行が月に一回程あるのでRevolutとMonzoのおかげで旅行の度に両替所をわざわざ探して事前準備する必要がなくなったのがとっても助かっています。
ちなみにイギリスの両替所ではinterbank rateに2%-4%の手数料がかかっていることがほとんどです。
1000ポンドを替えた場合20ポンドから40ポンドが手数料として取られてしまうと考えるとMonzoやRevolutを旅行用でも持っておくのはかなり家計の節約になりますよ。
そうそう、ヨーロッパでは急激に増えているコンタクトレス決済もMonzoやRevolutは対応しているので旅行先でもイギリスで生活しているのと同じように快適に買い物できるのがいいですね。
興味があればぜひ下のリンクから特典を受けて作ってみてください。
Revolutの口座開設キャンペーン
下記のリンクから口座開設すると特典が受け取れます!
Revoult ChiyoM London (カード送付時にかかる送料 4.99ポンドが無料 )
2021年2月現在 Revolutに確認したところカードのDeliveryチャージ無料キャンペーンが終わってしまったそうです。下記のリンクから申込みは引き続き行えるのですが、現在申し込んで頂いた方が受け取れる特典がないそうで今後変更担った場合はこちらでアップデートさせて頂きます。
Monzoのキャンペーンはひとまず終了
昨年のクリスマスから始まったMonzoのキャンペーンは人気が殺到して、口座開設をする人が急激に増えたため9月5日で一旦キャンペーン終了とのアナウンスがありました。
下記のリンクから登録をすると優先的に口座開設はできるのですが5ポンドのボーナスは時期によってはもらえないかもしれません。(はっきりとした日付がMonzo側から出ていないのでなんとも言えないのですが13日頃で終了との噂も、、)