こんにちは!Chiyo(ChiyoM_London)です。
以前イギリスの銀行口座の仕組みと開設の仕方についてという記事を書いたのですが、イギリスは以前は住所証明や収入証明がない人にとって銀行口座を開設するのがとても難しい国でした。
そんな状況の中、イギリスに来たばかりの人でも簡単に口座を持てる銀行がないかなーと探してみたところRevolutという会社を発見したのが2017年。
それからはMonzoとあわせてイギリス国内だけではなく海外旅行、出張にかかせないカードとして利用しています。
このブログでも反響が大きく、記事を見てモバイルバンキングの口座を開設してみたという声を聞くことも多くとても嬉しいです。
また日本にもRevolutが進出したことから今後イギリスだけではなくもっといろんな場面で使えるようになるんじゃないかなととてもわくわくしています。
目次
期間限定 Revolutの口座開設キャンペーン_現在終了しています
現在Revolutの口座開設キャンペーンは終了しています。
また再開した場合にはブログでお知らせします。
今回期間限定ではありますが、Revolutの紹介Rewardの半分を私のブログからRevolutのカードを申し込んでくれた人を対象に還元するキャンペーンを行います。(Revolut側には紹介キャンペーンのRewardを分け合うことは私の判断で行って問題ないこと確認済みです。)
申し込んでくれた方に還元することで一緒にボーダーレスなRevolut口座を体験できたら面白いかなと思っての企画です。
ちなみにRewardの金額はRevolut側の紹介キャンペーンによって変動し、申込みのタイミングによってはRewardが入らないこともあるかもしれません。なるべくブログで最新の情報をアップデートしますが確認したい場合はTwitterのDMからお問い合わせください。
ちなみに2022年1月4日までは£25を還元できる予定です。
こちら条件を完了した方が5名に達した時点でキャンペーン終了になります。ご興味ありましたらお早めにお申し込みください。
申込方法はこちら
こちらのリンクからRevolut口座 申し込みTwitterのDM、もしくはブログの問い合わせからRevolut登録のお名前と@からはじまるアカウント名をお知らせください (お知らせ頂くとこちらで申込みの状況確認することができ、条件達成した場合にすぐにRewardをお渡しすることができます)ID確認完了させる銀行やデビットカードと連携してお金を入金する実際のRevolutカードを注文Revolutカードを使って3回買い物する (各回£5以上利用(日本円や他の通貨でも可)、実際のカードが届かなくてもVirtual Cardの決済でOK)申し込み確認出来次第、私のアカウントからRevolut経由でポンドで送金します
注意事項
過去にRevolutを口座を持っていなければイギリスに限らず日本や他の国からのお申込み可能です。紹介キャンペーンの人数の上限があるため一定数に達した後に申し込みされた場合は還元できない可能性があります。口座開設サポートやRevolutに関する質問はお受けできないのですが、申込みのステータスに関して確認したい場合はRevolut登録のお名前を教えて頂ければ照会可能です。
申し込みにあたってTwitterフォローは必須ではないのですが、こんな場面で使ってみた、この機能が良いなど実際に使ってみての感想などを私のアカウント名@ChiyoM_Londonをメンションしてつぶやいてもらえたら見に行きます。
2021年7月16日と21日に私のリンクを通してキャンペーンに参加された方、Rewardお渡ししたいので連絡お待ちしております。(アカウント情報が私のほうで見れないのでRevolut登録のお名前と@からはじまるアカウント名お知らせ頂かないとRewardお送りできないのです。。)
今後Revolut関連の記事を更新する予定で今回のキャンペーンで使ってみた方のアイディアや感想も引用させて頂きコンテンツを作れたらと思っています。
—————————————————————————————–
この記事ではRevolutの説明と口座開設方法についてまとめました。
(記事は2017年のもので一部最新ではない情報があります。今後更新予定です。)
これからイギリスに来る予定、来たけれど銀行口座の開設に苦戦中、、という人はぜひ参考にしてみてくださいね。
モバイルバンキングアプリ Revolutとは
Revolutは銀行出身のNikolay StoronskyとVladyslav Yatsenkoが立ち上げた2015年ロンドン発のモバイルバンキングアプリの会社です。
2021年現在イギリス、EEA (European Economic Area)、オーストラリア、シンガポール、スイス、日本、アメリカに住んでいる人なら誰でも申し込むことができます。
言語は英語なので現地語が分からない人でも簡単に申し込みができますし、日本にRevolutが上陸したことで海外にいる日本人が日本帰国時にRevolutでお買い物も出来るようになりました、便利です。
2020年8月のデータでは日本円を含む140の通貨に対応していてなんと1,200万人以上のユーザーが利用しています。
面白いのが2017年にテニスプレーヤーとして有名なAndy Murrayが1,700万ポンド(日本円で26億円)を出資したのが話題になりました、、すごい。
Revolutの特徴
Revolutの一番の特徴は銀行口座を開くために住所やクレジットスコアの証明が全く必要ないこと。
これイギリスに長く住んでる人にとってびっくりするほど画期的なシステム。
特にロンドンはフラットシェアをしている人が多いのでイギリス来たばかりの時は住所証明を準備するのが至難の業なんです。
ちなみに今後ヨーロッパ間で違う国へ移動する予定のある人は住所変更はアプリのサポートチャットで簡単にできるので引き続き口座を利用できます。
以前CEOのNikolayのインタビュー動画のなかでRevolutのアメリカ進出について「ロシア人がアメリカに新しい銀行をつくるなんて面白いね」とインタビュアーがコメントした時にNikolayが「ロシアで生まれたのは確かだけど、13年前に離れているしその後さまざまな国で住んだ経験があるから自分が特定の国籍を持っているという感覚がない、citizen of worldという感じ」と答えていたのがとても印象的でした。
Revolutはまさに国籍に縛られないサービスを作ろうとしていて、その点が他のモバイルバンキングアプリと大きく違う点だなと感じています。
その他にもInterbank Rateで海外で買い物出来たり、複数の為替の口座を持てたりと機能が盛りだくさんなので最新情報を別記事でまとめる予定です。
関連記事 モバイルバンキングアプリRevoultとMonzoを旅行先で使ってみたよ
Revolutの開設条件
Revolutで口座を開設するために必要なのは
- イギリス、EEA (European Economic Area)、オーストラリア、シンガポール、スイス、日本、アメリカに在住していること
- 18歳以上であること
- アプリを使用可能なスマートフォンを持っていること
この条件を満たせば誰でも口座を作ることができます。
申し込みに必要なのは
- 氏名
- メールアドレス
- 住所
- 携帯番号
- パスポート情報
- 生年月日
- 滞在先のビザ (3か月分有効なもの)*イギリスならBRPが使えます
口座を開くために特別な書類を用意する必要はありません。
申し込み方法
1.Revolutのホームページ、もしくは下記のリンクから携帯の番号を打つとSNSでアプリのリンクが送られてきます。
2.リンクからアプリをダウンロード。(ここからはアプリ内での作業になります。)
3.氏名、生年月日、メールアドレス、住所をアプリの案内にしたがって入力します。
ここまで本当に3分で終了、速すぎる!
4. 次に口座をアクティベ―ションするためにID確認の作業と10ポンド分の入金をします。
ID確認に必要なのは3つだけ。
- パスポートの顔写真のページ
- ビザもしくはレジデンスカード
- 顔写真
事前に写真を準備する必要はなく指示に従ってパスポート、BPR(もしくはビザ)、自分の顔を撮るだけでOK。
最初の10ポンドの入金はイギリスの銀行のカードから入金する場合は手数料はかかりません。
そしてまだイギリスで銀行口座がないという人も大丈夫です。
手数料が10ポンドに対して10Pかかりますが他の国で発行されたクレジットカードも問題なく入金に使えますよ。
これで終了!!
提出した写真のVerificationを待つ時間はあるのですが、それも5分程でした。
Verificationが完了すればイギリスの口座番号が出来ているので入金も受け取れるし、支払いもできます。
イギリスの場合はCURRENT ACCOUNT、EUの場合はIBANコード付きの口座番号が発行されるので海外送金も問題なく受け取れますよ。
実際のカードの郵送は?
口座のセットアップはここで終了なのですが、実際のカードは別途手続きが必要になります。
アプリのカードのタブを開くと下記の画面が表示されるので“Physical”を選びます。
もし、実際のカードは必要なくてオンラインの利用や送金の受け取りのみであれば“Virtual”にしておくことも可能です。
Cardはプレミアムアカウントだと可愛いカードがたくさんあるのですが、スタンダードだとちょっとダサい。笑
カードを選んだら次はデリバリーのオプションを選びます。
カードのデリバリーは4.99ポンド、実際のカードが届くまでの間はVirtual Cardを作ってApple Payやオンラインショッピングで使うことができます。
スタンダードデリバリーだと10日程かかると聞いていたのですが実際は2日程でカードが到着しました。
プレミアムアカウントやメタルカードユーザーの人は送料無料です。
Revolutはメインバンクとして使えるか?
Revolutは会員数が既に多くFCA(Financial Conduct Authority)の承認も受けているので安心して利用できる銀行と言えますがFSCSの85,000ポンドの預金保護の対象ではありません。
顧客の預金はFCAの要求事項に沿ってLloyd’sとBarclaysの口座に分けて保管されているため例えRevolutが倒産してしまったとしても預金は守られる仕組みになっています。
そのため、私自身はRevolutはイギリスのサブの銀行口座として利用しています。
入金はアプリから簡単にスピーディーに出来るので使う前に他の銀行から都度入金してます。
またイギリスのビザを申請する時の金額証明や住所証明になるオリジナルのBank Statement(取引明細書)を郵送するサービスはないので、今後イギリスのビザ申請が必要な人は書類が揃った段階で従来の銀行に口座開設をしておくことをおすすめします。
ちなみにMonzoはFSCSの85,000ポンドの預金保護の対象でBank Statementの発行もしているのであわせて検討してみてください。
(私自身、ビザ申請時にMonzoのBank Statementを利用したことはないのですがホームページによるとビザのためにオリジナルの書類が必要な場合対応可能だそうです。)
関連記事 モバイルバンキングのMonzo card(モンゾカード)が愛されている理由