*この情報は2017年11月現在のものです。イギリスのビザの申請条件は変わりやすいので常に最新の情報を公式のホームページから確認お願いします。
こんにちは!Chiyo(ChiyoM_London)です。
現在私はTier 2_General Dependantというビザを保有してイギリスに滞在しています。
そのビザが2018年2月に切れるのでイギリス国内から延長申請を1月にする予定です。
この記事はその準備編になります。
ビザ申請を始める前に準備したいこと
実際のビザ申請を行う前に準備しておきたいことをまとめておきます。
- ガイダンスをコピーしてよく読む
- 現在のビザが失効する前に申請できるようスケジュールを組むこと
- プライオリティやプレミアムサービスを利用するか決めておく
- 資金証明に必要な金額を半年前から気にして口座管理する(提出書類に必要なのは90日分)
- IHSの費用を事前に計算して必要な金額を把握しておく
まず自力でビザ申請をする場合絶対読まなければいけないのがガイダンスです。
ページが多くて正直面倒くさいのですが、大事なことは全てこのガイダンスに書いてあります。
自力でビザを準備する場合は必ず全て目を通しましょう。
ガイダンスを読んだら次に申請に必要な資金証明を準備します。
Tier2 GeneralのDependantの場合一人につき630ポンド以上を90日間継続して保持していることを証明する必要があります。
これは90日間の間で1日でも630ポンドを下回る日があるとアウトなので、半年前くらいから資金証明に使う口座を決めて準備しておくと安心です。
申請はビザが失効する前に行う必要があるので、旅行や出張の予定を考慮していつ頃ビザを申請するか、プライオリティやプレミアムなどの有料のサービスを利用するのかを決めておくことをおすすめします。
(通常のオンライン申請の場合は8週間以内に結果がでます。)
プライオリティサービスは通常のビザ(677ポンド)に+459ポンドで10営業日以内に結果がもらえます。
プレミアムサービスは通常のビザ+590ポンドで書類提出日に結果がでます。
最後にIHSの支払いについても事前に確認しましょう。
Immigration health surcharge(IHS)と呼ばれるNHSに関する費用で2015年4月以降6ヶ月以上のビザを申請するEEA以外の人を対象に義務付けられました。
このIHSはオンラインでビザを申請する際に支払い手続きが必要なのですが、一度入力すると元に戻れず、訂正する場合はビザの申請自体がやりなおしになったり、該当するビザを選べなかったりと正直まだシステムとして甘いなぁという印象です。
間違った金額を支払わないように事前に計算しておくと慌てずにすむのでおすすめです。
支払い金額は下記のGov.UKのページから計算できます。
Pay for UK healthcare as part of your immigration application
ちなみに私はIHSフィーの支払いを間違えてしまい返金手続きしました。
詳しいことはイギリス 配偶者ビザ Tier 2 (General) 更新_IHSフィーが返金されるまでで経緯をまとめています。
Tier2 Generalのビザを持っている本人が永住権を取得したらそのDependantはどうなる?
Tier 2 Generalで5年以上イギリスに滞在し、なおかつ収入などの要件を満たすと永住権を申請することができます。
夫は今年めでたく取得したのですがそこで起こった疑問。
来年春に切れる私のDependant Visaはどうすればいいの?
夫は永住権でビザがなくてもイギリスに住める権利があるけれど、私はまだ2年半しか住んでいないので永住権の申請はできません。
状況をまとめるとこんな感じ。
夫が永住権を取ったんだから、私も永住権を持っている人の配偶者ビザ(Family Visa)を取るべきかなと考えていました。
インターネットで調べてみてもあまりはっきりとした回答が見つからなかったのでUK Visas and Immigration contact centreに電話して聞いてみることに。
結論は
夫がTier 2 Generalを5年間保持して永住権を取ったとしても配偶者はTier 2 General_Dependantの更新をしたほうがいい。
Tier 2の延長を勧められた一番の理由はもしFamily Visaに変更してしまうと永住権へのカウントがゼロに戻ってしまうから。
カウントがゼロになってしまうということは今まで住んできた2年半がなくなってFamily Visaを取得してから5年住まないと永住権が申請できなくなります。
ビザが必要な年数も増えるし、英語力証明の追加費用もかかるので今回Tier 2 Generalの更新ですすめることにしました。
実際の申請からビザの受け取りまではイギリス 配偶者ビザ Tier 2 (General) 更新_申請編でまとめています。