天気が変わりやすく雨も多いことで有名なイギリス。
服装選びに困る旅先ナンバーワンと言っても過言ではありません。
冬はいったいどれくらい寒くなりますか?
夏は短いと聞いたけどいつまで?
この記事では気温や天気予報だけでは分かりづらいイギリスの天気を体感の情報をプラスすることでより具体的にイメージできるようにまとめました。
イギリス滞在時の服装選びの参考にしてくださいね。
今回は秋(9、10、11月)編です。
9月_秋のはじまり、ジャケットが手放せない
2019年の記録
最高気温 14度から24度/最低気温 4度から14度
9月は気温だけだと8月と変わらないように見えるのですが20度を超える日が少なくなり長袖、ジャケットが定番になってきます。
天気もぐずつきやすく、雨が降ると体感ではもっと寒く感じることも。
(2019年はとにかくスコールのような激しい雨が9月から10月にかけて多かったです。以前はロンドンの雨は傘がいらないと言われていましたがここ数年は強い雨が降ることも多く気候変動を感じています。)
この時期に渡英する人は革ジャンやコートがあると安心ですね。
秋を強く感じるのは1日2分ペースで短くなる昼間。
9月下旬には7時頃に日が落ちるので仕事後、家に着く頃にはもう真っ暗です。
ヨーロッパならではの夏の日の長さは9月は残念ながら楽しめないんです。
公園の木々も枯れ葉が目立ちはじめますが良い点は最高気温と最低気温の差が少ないので一日中外出しても同じ服装で快適に過ごせること。
10月_公園が美しく色づく季節、気温はぐっと下がる。
2018年の記録
最高気温 7度から22度/最低気温 0度から18度
10月は気温がぐっと下がり暖房をつけたくなるような寒い日もありますが、葉っぱが美しく色づき温かみを感じることができる楽しい季節です。
紅葉は10月中旬から11月頭が見頃です。
この時期はトレンチコートが着れるギリギリの気温、インナーはセーターを着る機会が増えます。
ダウンはまだ必要ありません。
乾燥しているイメージのイギリスですが冬の湿度は意外と高く洗濯物が室内で乾きづらくなるのもこの時期から。
長くイギリスに住む場合は除湿器があると便利です。
そして10月末はサマータイムがいよいよ終了します。
2019年は10月27日の日曜日
サマータイムが終わると起こるちょっとした変化
サマータイムが終わる日は早起きしたくなる。
サマータイムが終わる日は時計の針が寝ている間に1時間逆戻り。
朝7時だと思っている身体に対して実際はまだ6時なので朝すんなり早起きできるちょっとすがすがしい数日が過ごせます。
(すぐに寒さで起きれなくなるのですが。。)
夜は一段と早く、長くなり家籠りがはじまる。
サマータイムが終わると5時半だったサンセットが4時半に。
夜の時間も長くなるので家にいる時間も自然と長くなり籠りがち。
映画を見たり本を読んだり、夏と時間の使い方ががらっと変わります。
日本との時差が1時間追加になって距離を感じる。
サマータイムがない日本に対して時差が1時間追加になります。
たった1時間でも顧客や家族に電話で直接連絡するときに以前より早起きが必要になったりとサマータイムの終わりと共にアジアの遠さを感じます。
11月_クリスマスを意識しはじめる。ダウンコート必須
2018年の記録
最高気温 4度から16度/最低気温 -2度から11度
11月中旬からクリスマスイルミネーションも始まり本格的な冬到来。
4時には暗くなるので自然と帰宅が早くなります。
天気にもよりますがコートからダウンにシフトする日が多くなり、帽子やマフラーも欲しくなり、ブーツが定番に。
家のセントラルヒーティングは昼間もつけたくなるほど、月々のガス代、電気代が上がり始め家計には厳しい季節。
イギリス ロンドンの天気と服装_秋 のまとめ
夏のキラキラした時期とは違って気温も下がりながーい冬の入り口ともいえる9月から11月。
遅い夏休みで9月にイギリス ロンドン観光を考えている人は東京の10月後半から11月の気温をイメージして服装選びをすることをおすすめします。
気温は下がるものの紅葉や11月のボンファイアナイト、クリスマスのイルミネーションなど楽しいイベントもあり渡英するにはいい時期ですよ。
冬の寒さが本当につらいのは1月から3月、冬編で書きますね。。
他の季節はこちらからどうぞ。