天気が変わりやすく雨も多いことで有名なイギリス。
服装選びに困る旅先ナンバーワンと言っても過言ではありません。
冬はいったいどれくらい寒くなりますか?
夏は短いと聞いたけどいつまで?
この記事では気温や天気予報だけでは分かりづらいイギリスの天気を体感の情報をプラスすることでより具体的にイメージできるようにまとめました。
イギリス滞在時の服装選びの参考にしてくださいね。
今回は夏(6、7、8月)編です。
目次
夏の最高気温の体感
月ごとの天気を紹介する前にイギリスの夏の最高気温の体感を簡単にまとめました。
最高気温15度
夏の間に数回ある「もう、夏が終わったんじゃないか」と不安にさせる寒い日。
残念ながらジャケット必須です。
最高気温20度
夏の気温で一番多いのが20度から25度。昼間は太陽が出て暑くても夜は羽織もの必須。
20度を切ると一気に夏の雰囲気がなくなります。
最高気温25度
通常の夏日の気温。
この気温になると夜は上着を持たずに半袖で過ごせます。
最高気温30度
1年で1,2回あるかどうかの真夏日。
バスも地下鉄もエアコンがついていないのでどこも暑く、イギリス人が暑さに対して不満を言いはじめる気温。
6月_イギリスの夏始まる、日も一番長い。
2019年の記録
最高気温 11度から30度/最低気温 8度から16度
日本の6月は梅雨ですが、イギリスは完全に夏真っ盛り。
まだ始まったばかりだからと油断していると6月がピークだったということもあるので注意が必要です。
6月に入ると日没が9時頃なので仕事が終わっても数時間はまだ明るく、公園の芝生で座る人も増えて夏の気分が盛り上がってきます。
5月くらいまで手放せなかったセーターもここらへんで一度衣替えできます。
そうそう、ロンドンでは20度前後の時はこの写真のように長袖や半袖の人が入り混じることがよくありますよ。
いろんな国の人がいるので、体感温度が違うのも当たり前。

25度くらいの暑い日は思い切って半袖着れますね。
6月中旬から夏のセールが始まるので、この時期にイギリスに住み始める人は現地調達してもいいかも。
7月_イベントも増えて夏本番!でも夜は涼しい、、
2019年の記録
最高気温 18度から34度/最低気温 8度から19度
(2019年の7月は最高気温がなんと34度になる日がありました。オフィスや電車に冷房がついていないことも多いロンドン生活で30度超えるとかなり身体にこたえます。)
まさに夏本番、BBC PROMSというクラシックイベントや野外音楽イベントも7月に開催されることが多いです。
テニスの四台国際大会であるウィンブルドンも7月にあります!
関連記事 ウィンブルドン観戦 当日券をキャンプして入手しよう!
服装はTシャツ、タンクトップも着れる季節なのですが、注意したいのが最低気温。
野外イベントで夜遅くまで外にいると冷えるので薄手のカーディガンやジャケットを忘れずに。
8月_イギリスはもう夏の終わり
2019年の記録
最高気温 16度から30度/最低気温 10度から16度
お盆休みを利用して日本からイギリスに遊びに来る人も多い月。
そんな中悲しいお知らせですがイギリスの8月はもう、夏の終わりなんです。
(2019年の8月前半はもう夏が終わってしまったかと思うような20度前後の日が続いてましたが後半は30度近い夏日がありました。)
ヨーロッパの大陸にはさんさんと太陽が照り付け夏休みムードが高まっているのに、イギリスはあまり天気がすぐれないというのがここ数年の傾向。
日没も後半に入ると8時前になり、秋の気配が近づいて来るのを感じます。
ここで8月の雰囲気が伝わる写真を一枚。
日没頃に撮ったのですが、もう夏の服装じゃないのが分かりますか?
この日は最高気温21度 最低気温 13度の曇りの日でした。
イギリス ロンドンの天気と服装_夏 のまとめ
夏はイギリスの一番美しく過ごしやすい季節、旅行で来るならおすすめは6月から7月です。
日中は太陽が出ていればTシャツでちょうどいい気温。
日差しが日本よりも強いのでサングラス、日焼け止め必須です。
夜は最低気温が15度を切る時は羽織もののカーディガンや薄手のジャケットを忘れずに持っていきましょう。
他の季節はこちらからどうぞ。