海外で暮らす 知っておきたいお金のリアル

こんにちは Chiyo(ChiyoM_London)です。

 

外務省の調査によると2017年時点での海外在留邦人は135万人、過去5年間で7.5%増加しています。

 

イギリスで暮らしている中でも最近、駐在や留学以外の方法で海外で暮らすという選択をとる人が増えてきたと感じています。

 

そんな中、あまり語られることがないのが海外生活する上での資産形成の大切さ。

 

この記事では海外でやりたい生活を実現し続けるために必要なお金の知識とその理由について書いていきます。

 

 

 

何もしないとインフレーションで資産が目減りする海外生活

まずはOECDが発表している2016年の消費者物価指数のチャートを見てください。

日本は-0.1% と前年の2015年と比べてほぼ物価が変わっていないのに対して、ドイツでは0.5%、イギリス0.7%、アメリカでは1.3%物価が一年で上昇しています。

 

これは住んでいる国の物価上昇と同じ、もしくはそれ以上で運用をしないと資産の価値は相対的に下がってしまうことを表しています。

 

チャートを見ても分かるように日本から出て海外で暮らすということはほぼインフレーションの環境に身を置くことを覚悟しなければなりません。

 

ちなみに下記のグラフは最新のイギリスの10年間のインフレーションのチャートです。

 

2015年から暫く0%近くを推移していたものの、直近のデータ含めほぼ年2%ペースでインフレーションが進んでいます。

 


source: tradingeconomics.com</a

このインフレーション率は、給与交渉の目安に使われることも多く、昇給や昇格が望めない状況でもせめてインフレーションに負けないように給与を上げてほしいとリクエストする人が多いほど生活にインパクトがあります。

 

ちなみに私の住んでいるイギリス含むヨーロッパの銀行の金利ですが、インフレーションが起こっていてもEUは日本と同じマイナス金利、イギリスは0.25%ととっても低いので普通に銀行に預けているだけではほぼ増えません。

 

何もしなければインフレーションで資産が目減りしてしまうのです。

 

海外に住んでる時点ですでに為替のリスクを抱えている

日本にいる時に投資や為替に興味がなくても、海外に出た時点で自動的に現地の通貨と日本円を自分の資産として持つことになります。

 

そして知識がないと思わぬところで特をしたり損をしてしまうことも。

 

これが為替のリスクです。

 

参考までにここ5年間のイギリス ポンドと日本 円の動きを見てみましょう。

私は2015年からイギリスに住み始め一番ポンドが高かったのは2015年夏の195円、安かったのは2016年秋の127円なので最大35%のポンドの下落を経験しています。

 

例えば100万円を一番高い時にポンドに替えて、もし去年の秋日本円に戻したとしたら最初の100万円は65万円に減っているんですよね。。

 

海外生活では現金も為替の影響を直に受けるので無関心でいると思った以上にリスクを取ることになるのです。

 

海外に住み続けるためにお金に真剣になる。

 

海外に移住して節約生活をして、旅行も行かなければ為替の影響を受けなくて大丈夫と思う人もいるかもしれません。

 

でも、これ移住した経験から踏まえると最初の数年、本当にお金が掛かります。

 

ビザの費用(特にイギリスのビザめちゃくちゃ高い。。)住居、医療、その他もろもろ。

 

また海外移住する場合、どうしても避けられない費用が日本への帰国費用

 

期間限定で海外に住んでいる間は日本に帰らないという人も、長く移住するなら家族がいる日本に1年に1回は帰りたいと思う人も多いはず。

 

そして、海外に住むコストはライフスタイルと一緒に劇的に変化します。

 

私は結婚した当時友人カップルとフラットを1年間シェアしていました。

 

その時はかなり安く抑えられていたのですが、その後夫と二人で暮らす家をロンドンで探すことになった時に家にかかる費用は約2倍に。

 

ライフスタイルが変わる時にかかる追加の費用によって、日本に戻ろうという選択をする人が多いのも現実。

 

その決断が悪いわけではないのですが、出来れば好きな場所に住むことをお金を理由に諦めたくない

 

それがお金のことを真剣に考える原動力になっています。

 

知識があれば怪しい話を持ちかけられた時におかしいかもと冷静になれる。

 

海外に行きたいと思うくらい原動力のある人だったら、自分で勉強したり、周りの人に話を聞いて投資のことを考えている人もいると思います。

 

私もちょうど海外で働き始める前年に投資に興味を持ち始めて、ファイナンシャルプランナーの資格も同じ頃に取りました。

 

勉強し始めると周りにも投資が好きな人が自然と増えてくるのですがそういう時に注意しなければいけないのが怪しい話

 

ちょっと知識が出てきたときが特に注意なのです。

 

当時、勧められて買ったファンドがあるのですが今振り返るとどうして買ってしまったんだろうと思うくらいパフォーマンスと流動性がなくて後悔しています。

 

その時の経験からこのブログでは海外生活の資産形成についてなるべく分かりやすく、そして気づきになるような記事を書いていきたいと思うようになりました。

 

*記事の中でお金に関する情報を書いていることもありますが、情報は全てインターネットもしくは自らの判断です。日本でファイナンシャルプランナーの資格を持っていますが、このブログの記事は全て私の個人的な見解で読者の方にファイナンシャルプランを提供するものではないことをご了承頂ければと思います。(詳しくはサイトポリシーを御覧ください)

 

住んでいる国の税金の優遇制度が受けられる

 

海外に住みながらマネーリテラシーを高めれば、利用できる制度にも詳しくなれます。

 

例えばイギリスではISAという税金の優遇システムがあり2019/20年度は最高20,000ポンドまで利息や利益に税金が掛かりません。

 

イギリスの税金の優遇システムについてはイギリスの4つのISAについて解説しますという記事で詳しく書いています。

 

海外で暮らす 知っておきたいお金のリアルのまとめ

ちょっと固めな記事になりましたが、お金に真剣に向き合うことでやりたいことを海外で実現できる人が増えたらいいなと思っています。

 

そのためには収入 x 節約 x 投資 をうまく掛け合わせて資産を増やすことが必要。

 

このブログでは分かりやすさを第一に海外生活の資産運用のアイディアになるような記事を書いていきますのでどうぞ宜しくお願いします。

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