私が海外生活で真剣にお金に向き合う理由

こんにちは Chiyo(ChiyoM_London)です。

私はもともと家計簿をつけるのが好きで、日本にいるときからパーソナル・ファイナンスに興味があり海外生活を始めてからはもっと身近に自分の持っているお金について考えるようになりました。

 

その一番の理由は、海外で自分達のやりたい生活を実現し続けるためにはお金の知識が必要不可欠と強く思うからです。

 

具体的に書いていきます。

 

何もしないとインフレーションで資産が目減りする海外生活

まずはOECDが発表している2016年の消費者物価指数のチャートを見てください。

日本は-0.1% と前年の2015年と比べてほぼ物価が変わっていないのに対して、ドイツでは0.5%、イギリス0.7%、アメリカでは1.3%物価が一年で上昇しています。

 

これは住んでいる国の物価上昇と同じ、もしくはそれ以上で運用をしないと資産の価値は相対的に下がってしまうことを表しています。

 

チャートを見ても分かるように日本から出て海外で暮らすということはほぼインフレーションの環境に身を置くことを覚悟しなければなりません。

 

ちなみに下記のグラフは最新のイギリスの10年間のインフレーションのチャートです。

 

2015年から暫く0%近くを推移していたものの、直近のデータ含めほぼ年2%ペースでインフレーションが進んでいます。

 


source: tradingeconomics.com</a

このインフレーション率は、給与交渉の目安に使われることも多く、昇給や昇格が望めない状況でもせめてインフレーションに負けないように給与を上げてほしいとリクエストする人が多いほど生活にインパクトがあります。

ちなみに私の住んでいるイギリス含むヨーロッパの銀行の金利ですが、インフレーションが起こっていてもEUは日本と同じマイナス金利、イギリスは0.25%ととっても低いので普通に銀行に預けているだけではほぼ増えません。

 

何もしなければインフレーションで資産が目減りしてしまうのです。

 

海外に住んでる時点ですでに為替のリスクを抱えている

日本にいる時に投資や為替に興味がなくても、海外に出た時点で自動的に現地の通貨と日本円を自分の資産として持つことになります。

そして知識がないと思わぬところで特をしたり損をしてしまうことも。

 

これが為替のリスクです。

 

参考までにここ5年間のイギリス ポンドと日本 円の動きを見てみましょう。

私は2015年からイギリスに住み始め一番ポンドが高かったのは2015年夏の195円、安かったのは2016年秋の127円なので最大35%のポンドの下落を経験しています。

 

例えば100万円を一番高い時にポンドに替えて、もし去年の秋日本円に戻したとしたら最初の100万円は65万円に減っているんですよね。。

 

海外生活では現金も為替の影響を直に受けるので無関心でいると思った以上にリスクを取ることになるのです。

海外に住み続けるためにお金に真剣になる。

海外に移住して節約生活をして、旅行も行かなければ為替の影響を受けなくて大丈夫と思う人もいるかもしれません。

 

でも、これ移住した経験から踏まえると最初の数年、本当にお金が掛かります。

 

ビザの費用(特にイギリスのビザめちゃくちゃ高い。。)住居、医療、その他もろもろ。

 

また海外移住する場合、どうしても避けられない費用が日本への帰国費用

 

期間限定で海外に住んでいる間は日本に帰らないという人も、長く移住するなら家族がいる日本に1年に1回は帰りたいと思う人も多いはず。

 

そして、海外に住むコストはライフスタイルと一緒に劇的に変化します。

私は、現在子なしで夫と二人暮らしですが、結婚した当時は友人カップルとフラットをシェアしていました。

 

その時の住居のコストは二人で700ポンドとかなり抑えられていたのですが、その後二人で暮らす家をロンドンで探すのに金銭面でとっても苦労しました。

もしシェアしていた場所と同じエリア、1ベットルームに住んだとしたら家賃は少なくてもシェアの時の2倍になっていたと思います。

 

ライフスタイルが変わる時にかかる追加の費用によって、日本に戻るという選択をする人が多いのも現実。

 

将来どんな決断をするかは分からないけれど、好きな場所に住むことをお金を理由に諦めたくない

それがお金のことを真剣に考える原動力になっています。

 

知識があれば怪しい話を持ちかけられた時におかしいかもと冷静になれる。

海外に行きたいと思うくらい原動力のある人だったら、自分で勉強したり、周りの人に話を聞いて投資のことを考えている人もいると思います。

 

私もちょうど海外で働き始める前年に投資に興味を持ち始めて、ファイナンシャルプランナーの資格も同じ頃に取りました。

 

勉強し始めると周りにも投資が好きな人が自然と増えてくるのですがそういう時に注意しなければいけないのが怪しい話

 

ちょっと知識が出てきたときが特に注意なのです。

 

当時、勧められて買ったファンドがあるのですが今振り返るとどうして買ってしまったんだろうと思うくらいパフォーマンスと流動性がなくて後悔しています。

 

その時の失敗を活かして、このブログでは海外生活の資産形成について分かりやすく、読んでくれた方の気づきになるような記事を書いていきたいと思っています。

 

*記事の中でお金に関する情報を書いていることもありますが、情報は全てインターネットもしくは自らの判断です。日本でファイナンシャルプランナーの資格を持っていますが、このブログの記事は全て私の個人的な見解で読者の方にファイナンシャルプランを提供するものではないことをご了承頂ければと思います。(詳しくはサイトポリシーを御覧ください)

 

ちょっとネガティブなことを書いてきましたが海外での資産形成にはメリットもありますよ。

住んでいる国の税金の優遇制度が受けられる

日本を離れて居住者ではなくなると基本的に日本での資産運用が出来なくなり、もちろんNISAのような税金の優遇制度が受けられなくなります。

 

反対に、住んでいる国の優遇システムを受けられるようになるのでこれを使わない手はありません。

 

イギリスではISAという税金の優遇システムがあり2017/18年度は最高20,000ポンドまで利息や利益に税金が掛かりません。

 

税金の優遇システムについてはイギリスの4つのISAについて解説しますという記事で詳しく書いています。

私が海外生活で資産形成に真剣な理由のまとめ

ちょっと固めな記事になりましたが、お金に真剣に向き合いながら物価の高いロンドンで生き抜いていきたい、やりたいことを実現したいと思っています。

 

そのためには収入 x 節約 x 投資 をうまく掛け合わせて資産を増やすことが必要です。

 

このブログでは分かりやすさを第一に海外生活の資産運用のアイディアになるような記事を書いていきたいと思ってます。

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