こんにちは!Chiyo(@chiyoM_london)です。
イギリス生活で欠かせないイングリッシュスコーン。
ホテルのような格式高い場所でアフタヌーンティーやクリームティーとして提供されるだけでなく、普通のカフェでもケーキの横で販売されていたりととっても身近な存在です。
せっかくイギリスで生活しているのだから、美味しいスコーンを自宅で作れるようになりたい!
ちょうど渡英して半年経った頃、簡単にできるお菓子と聞いてお菓子初心者の私も出来るはずと軽い気持ちで挑戦してみたのですが。。
全く膨らまない。。なんで?
その後、何回か試してみるものの私のスコーンは一向に膨らまず、夫にはクッキー?と笑われる始末。
私にはお菓子の才能がないのだーーと投げ出していたのですが、先日念願のティーセットも揃えたし、心機一転再度チャレンジしたところついに膨らんだスコーンとご対面。(感無量)
今回はスコーンが膨らまなくて悩んでいる全ての人に届けたいイングリッシュスコーンの作り方を紹介したいと思います。
(かなり不器用な私が出来たから、絶対誰でも簡単に出来るはず!)
イングリッシュスコーンのつくりかた
材料
この材料でスコーン6個分です。
セルフライジングフラワー 225g
ベーキングソーダ 英ティースプーン 1/4 (小さじ 1/4)
塩 ひとつまみ
砂糖 25g
無塩バター 50g
牛乳 150ml
セルフライジングフラワーとは?
イギリスのスーパーで売っているベーキングパウダー入りの小麦粉のことで手に入らない場合は手作りできます。
レシピはさまざまなのですが、上のレシピのセルフライジングフラワー 225gを普通の小麦粉 225g +ベーキングパウダー 英ティースプーン 2と1/2 で代用したらちゃんとスコーンが膨らみました。
もし手に入らない人は参考にしてみてください。
”How to make self raising flour”で検索してもレシピを調べられます。
用意するもの
測り
計量スプーン カップ
ボウル
スケッパー (バターを刻むのに使います、ない場合は木べらで代用も可)
スコーンの型
麺棒
手順
①無塩バターを1cm角に切って、冷蔵庫に戻す。
②セルフライジングパウダーとベーキングパウダーと塩をよく混ぜて、冷蔵庫に戻す。
③オーブンを温めはじめる。(温度は220度がベスト)
④ ②に無塩バターをいれてスケッパーを使ってバターを刻むように粉と和える。
ある程度小さくなってから、手を使ってバターを擦り合わせる。
⑤ 砂糖を④にいれる。
⑥ 冷蔵庫から冷えた牛乳を少しずついれる。
⑦小麦粉を少しまぶしたまな板に生地を出して棒を使って伸ばす、伸びたら半分に折りたたむを3,4回繰り返す。
⑧2cmくらいの厚さにして、スコーンの型で抜き取り天板に置く。
⑨表面に牛乳を塗って、オーブンに入れる。(刷毛があればベストだけど、私は持っていなかったのでスプーンの背で塗りました。)
⑩10分から12分焼いたらできあがり。
バターを冷やす理由
つくりかたのなかで何度も書いた冷やすというポイント、なんでバターを冷やさなければいけないかいつも疑問でした。
調べてみるとスコーンが膨らむためにオーブンの中でバターが溶けて熱で蒸発する過程で出るガスが必要なのだそう。奥が深い。。
お菓子作りで初心者が失敗する原因は面倒な工程を省いてしまったり勝手にアレンジを加えることだと思います。(自分に言ってます。。)
上に書いたレシピ、絶対外せないポイントに絞って書いているのでぜひ面倒でも守って一度作ってみてください。
家計の視点から考えるスコーン作り
お菓子作りって一見外で買うより節約になりそうなのですが、必要な材料が多いと単価が高くなり、食べる人数が少ないとあまり効果がなかったりします。
その点、スコーンは新しく材料を揃えなくても家にあるもので作れるので家計にもやさしく、初心者でも30分程度の工程で完了するので失敗しなければ費用対効果も高くおすすめのレシピです。